【八王子市】市指定の蛙合戦の旧地、湧水あふれる心字池がある真覚寺を散策してみませんか

散田町にある、真言宗智山派の寺院、常光山 観音院 真覚寺(しんがくじ)に行ってきました。

このお寺、緑の木々と池が美しく、お散歩がてら寄ってみたい素敵なお寺です。

真覚寺

真覚寺庭園の心字池には、かつて産卵の為に集まった雌蛙を求めて、たくさんの雄蛙が争う様子が見られ、「かわず合戦」と呼ばれていました。

江戸時代もこのかわず合戦は有名で遠方から訪れる人もいたようです。

この蛙はヒキガエルで、境内には延享2年(1745年)の芭蕉翁蛙塚碑があります。

真覚寺真覚寺蛙合戦の旧地は八王子市指定史跡・旧跡に指定されています。平成16年10月8日(天然記念物から、カエルの数が減ってしまったための種別変更・天然記念物指定は昭和37年)

真覚寺

真覚寺の建立は 文暦元年(1234年)ともいわれています。鎌倉時代の中期と言いますから歴史のあるお寺なんですね。

ご本尊は不動明王。健康器具なども備えられている万葉公園の北側斜面のふもとに位置しているので、公園散策も兼ねて訪れるのも良いかもしれません。

真覚寺

八王子湧水ネックレス構想で取り上げている、市街地周辺の8つの湧水に選ばれている真覚寺の湧水は、カエルと共にお寺の池を守り続けています。

ちなみに八王子市内では78か所の湧水が確認されています。(平成30年度調査により)

真覚寺

八王子八十八景にも選ばれている真覚寺は、丁寧に散策すると見どころがたくさんある静かな場所です。早朝に訪れても良し、夕方に訪れても風情があります。ただし蚊に刺されないように対策をして行った方が良いかもしれません。

この時期、蝉の声やカエルの鳴き声が聞こえるお寺は、日本の夏を感じさせてくれますね。耳をすませば湧き水の音が涼しげに響きます。

真覚寺

真覚寺は小高い丘もあり、さまざまな角度から池や庭園を眺めることができます。境内には延享2年(1745年)の芭蕉蛙塚の碑があり、安政年間の『五街道細見』には「芭蕉の蛙塚があり甲州街道の名所」と記載されています。

真覚寺

めじろ台駅出口から徒歩約11分、西八王子駅南口から徒歩約17分。

春には桜、初夏は紫陽花、秋は紅葉と四季を通して楽しめる庭園が素敵な真覚寺。一人でふらっと訪れるのにもぴったりな、パワースポットです。

真覚寺はここ↓

 

Feet and head

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