【八王子市】いよいよ横浜線八王子駅にホームドアが設置されました。中央線・八高線・京王線はいつになったら設置されるのでしょう
JR八王子駅の横浜線、5番線・6番線ホームに待望のホームドア設備が設置されました。
横浜線のホームは狭く、駅に列車が到着すると昼間でもご覧の混雑ぶり。朝夕のラッシュ時時にはエスカレータに乗る人たちの長い列ができます。
このホームドア設置については、八王子市も全工事費の6分の1を負担しています。
八王子市内にある横浜線3駅のうち、最初の設置駅として八王子駅の工事が進んできました。
横浜線ではこの後、1年後に八王子みなみ野駅、その1年後には片倉駅にホームドアが設置される予定だそうです。
JR中央線については2024年3月現在、ホームドア設置駅数は0駅です。
それには、2024年度中をめどに中央快速線系統のすべての列車でグリーン車の導入・12両編成化が予定されていて、全編成へのグリーン車連結が完了するまでは現在3パターンある車両ドア位置が統一できないためです。
JR東日本は2031年度末ごろまでに東京圏の主要路線330駅にホームドアを整備する計画を発表していて、中央線快速は東京駅~高尾駅間、青梅線は立川駅~拝島駅間が対象となっています。
横浜線八王子駅のホームドアの使用開始日は2024年3月25日(月)。
ホームドアがあってもなくても駆け込み乗車はしないでくださいね。
閉まりかけのホームドアに駆け込むとセンサーが感知し、ドア付近に人がいたり、荷物があると開閉の動作を繰り返す場合があるそうです。 ホームドアが正常に閉まったことを確認できないと、列車が発車できず、遅れの原因にもなります。
京王線でもホームからの転落や、ホーム上での列車との接触事故を未然に防止するため、新宿駅、調布駅、渋谷駅、吉祥寺駅等にホームドアを設置していますが、八王子地域については計画を立てているところだそう。
JR八高線については計画もまだないそうです。
「鉄道駅バリアフリー料金制度」は、駅などのバリアフリー化を進めるため、転落防止のホームドアやエレベーターの設置などの費用を運賃に上乗せして鉄道の利用者に幅広く負担してもらう国の制度で、2021年12月に創設されました。国土交通省が鉄道駅のバリアフリー化により受益する全ての利用者に薄く広く負担してもらうことを目的に創設しました。
上の写真はホームドア設置前の横浜線。
ホームドアができるとさらにホームが狭くなったような気がしますが、目の不自由な人、急に眩暈がして転んだ人、押されてつまずいた人など、その他多くの人の安全度が増すのです。
これからもどんどん鉄道の安全度が高くなるといいですね。
JR横浜線八王子駅はここ↓