【八王子市】除夜の鐘を聞いたら、高尾駅や八王子駅から夜行列車で、日本で一番早い初日の出を見にいきませんか?
2025年も元日に八王子駅と高尾駅から「特急犬吠初日の出1号」が出発します。
テレビで紅白歌合戦を観たり、除夜の鐘を聴いてから元旦の初旅をしてみませんか?
乗り換え不要、高尾駅を元日の午前1時30分に出て、千葉県の銚子駅に午前4時19分に到着します。
その後は、超有名なローカル線に乗り継ぎ、犬吠埼で初日の出を迎えてください。
JRの特急列車で千葉県の銚子駅まで一直線で向かい、その先の犬吠埼までは銚子電鉄に乗り換えて新年の最初の旅を楽しめます。
1月1日の銚子電鉄の時刻表(pdf)は、こちらをクリックしてご確認ください。
銚子の最東端に位置する犬吠埼は、山頂や離島を除き、日本で一番早く初日の出を見ることができます!
元旦は、犬吠埼周辺の海岸で雄大な大海原と荒磯に砕ける波や白亜の灯台がおりなす美しい風景とともに、新年の誓いを立ててみてはいかがでしょうか。
初日の出は6:46ごろです。
高尾駅ではこの犬吠初日の出1号に乗車して、高尾駅北口改札脇の自販機で商品を買い駅員さんに見せると特別な記念台紙をプレゼントしてくれるそう。
ネットで応募とかじゃなくて駅員さんに見せて直接プレゼントがもらえるのが、とってもあったかく感じます。
特急犬吠初日の出1号の予約はえきねっとが便利です。
なお、八王子駅を午前4時48分に出発し、午前6時過ぎに富士山や河口湖に到着する「富士回遊85号(富士初日の出号)」もあります。
【JR特急 犬吠初日の出号ご利用の方へ】
銚子駅で、銚子電鉄へスムーズに乗り換えができるよう、犬吠初日の出号列車内にて、銚子電鉄の1日乗車券(元旦特別弧廻手形)を発売します。
また、Webサービス「EeeE銚子」から買い求められるBeica(銚子電鉄 1日乗車券)もぜひ利用してください。
→Beicaの購入は、こちらのページより(スマートフォン専用)
Beica購入の方には、個数限定でちょっぴりプレゼントがもらえます。
※犬吠初日の出号 車内での、元旦特別弧廻手形の購入はICカード決済のみとなります。現金は利用できません。あらかじめ余裕を持ったチャージをお願いします。
廃線の危機を救った奇跡のぬれ煎餅でお馴染みの「銚子電気鉄道(銚子電鉄)」
こんなところにも京王の力が!
銚子電気鉄道と京王重機整備は、それぞれ開業100周年(2023年7月5日)と創立80周年(10月6日)を迎え、両社の周年記念事業として、2023年7月9日に締結した連携協定に基づき、新たな電車を創造しました。今回の車両は、約8年ぶりの新車両(中古車)。銚子電鉄にとって、中古のさらに中古ではない車両としては、約30年ぶりの導入となったそうです。
ちなみに基となっている車両は1969年に製造されたものだそうです。
「日本一のエンタメ鉄道」を目指して、イルミネーション電車・バルーン電車や社長自らDJとなり車を運転、UFO召喚イベントを開催etc…。
他所ではない様々な取り組みをして来た「銚電」ですが、実は収入の約7割が「ぬれ煎餅」による販売収入です。
最近は「まずい棒」(味ではなく経営がという意味だそう)がヒット商品になっています。
犬吠埼灯台
現在、犬吠埼灯台は、気象を提供する船舶気象通報、人工衛星(GPS)の誤差情報を提供するディファレンシャルGPS局等の業務も扱う最大級の灯台となり、船舶が安全で経済的に航行ができるよう日々光っています。
犬吠埼灯台の建設は、工部省灯台寮がイギリスから招へいした灯台技師、ヘンリー・ブラントンの設計、施工監督のもとに明治5年9月28日に着工し、明治7年11月15日に完成、点灯されました。その工事費用は、当時のお金で44,835円63銭だったそうです。
工事には、19万3千枚のレンガが使用されましたが、当時、レンガはイギリスから輸入されていて、非常に高価だったようで、中沢孝政という灯台寮の技師が国産化を主張し、苦心の末、香取郡高岡村でレンガ造りに適した良質の土を発見し、付近の旧藩士に製造法を教え、製造したそうです。
このレンガでできた灯塔は、100年以上もの歳月に耐え、現在も大空に向かってそびえたっています。
銚子市はきれいな海とお魚の美味しい街としても有名です。海にはイルカやクジラが泳ぐ姿を見ることができるそうです。
また、ヤマサ醤油やヒゲタ醤油などの工場もあります。
普段は直通電車が出ていない銚子市まで、犬吠初日の出1号でお出かけください。
犬吠埼はここ↓
記事協力:銚子電気鉄道株式会社