【八王子市】涼しい夕方のひと時、八王子市別所の映える里山で開催される「長池ぽんぽこ祭り」に行きませんか
ドラマ「スカイキャッスル」や「虎に翼」でロケ地の一つに選ばれた八王子市別所の長池公園で「第27回長池ぽんぽこ祭り」が開催されます。
会場の長池公園は里山の自然環境を保全した総合公園で、溜池や雑木林、田んぼがあり、約800種類もの植物が確認され、環境省「自然共生サイト」に認定されています。また、芝生広場や長池見附橋、人工の姿池も四季を通して賑わいを見せています。
開催日時:令和7年(2025年)8月30日(土)
午後3時~午後8時 (雨天中止)
会場:八王子市別所 長池公園内
芝生広場 → キッチンカー&フリースペース
見附橋下&姿池周辺 → ステージ&マルシェエリア
主催:長池ぽんぽこ祭り実行委員会
後援:八王子市
長池公園は、地域住民の憩いや環境教育、レクリエーションの場として、また、地域の生物多様性保全に貢献していて、お散歩するだけでもリフレッシュできる八王子市の大切な場所です。
ぽんぽこ祭り当日は、キッチンカー18台、マルシェ32店が出店し、パフォーマンスプログラムも8種類と賑やかな演出で来場者を楽しませてくれる予定です。
少し涼しくなる時間の開催なので、里山をそよぐ風が気持ちよさそうです。
このお祭りは多摩ニュータウン内のある9団地で構成する「見附ヶ丘連絡協議会」が中心となって「手作りを旨とする、年に一度の地域の大宴会」を基本コンセプトとし、地域住民、地域自治会等による物品、飲食物販売、音楽の演奏等を行う、言わば「地域住民のコミュニケーションの場」ともなっています。
八王子市別所地区は1990年代から開発され、新しい住民が新しい街を作った地区です。
あまり交流がなかった住民同士ですが、阪神大震災後に地域の結びつきの重要性がささやかれました。
そして地元を舞台としたスタジオジブリの映画「平成狸合戦ぽんぽこ」の団地上映会をきっかけに、人々の結びつきが生まれ、その後の長池ぽんぽこ祭りに発展していきました。
たぬき達の暮らす森が多摩ニュータウンになったのは今から約50年前。
多摩ニュータウンは東京都西南部の多摩丘陵に位置する、八王子、町田、多摩及び稲城の4市にわたる総面積約2,853ha、東西約14km、南北約2~3kmの地域です。
昭和46(1971)年の諏訪・永山地区における入居に始まり、多摩センター駅を中心として広域的な鉄道ネットワークが形成されるとともに、道路、公園などの都市基盤が高い水準で整備されました。
現在は、住宅を始めとして業務、商業、教育、文化など多様な施設が立地する人口約219,800人(令和6年(2024)年現在)を擁する多摩地域における複合拠点となっています。
なおそのうち、八王子市に属する人口は85,828人であり、多摩市に属する人口の95,685人と並んで多くの人が生活をしています。

スタジオジブリ映画平成狸合戦ぽんぽこ(1994)より
多摩ニュータウンができてから50年以上の月日が経ち、もうニュータウンという名が似合うかわからないほど成熟した街になり、住民同士の絆も世代を超え濃いものになってきています。
夕方から夜に変わるひと時、ぜひ長池ぽんぽこ祭りにお出かけください。
長池公園はここ↓
記事協力:長池ぽんぽこ祭り実行委員会