【八王子市周辺】平日に静かに紅葉を眺めたいなら百草園がおすすめ。夜はプロジェクションマッピングも楽しめます

高尾山の紅葉は全国的に有名ですが、武蔵野の面影を色濃く残す京王百草園(けいおうもぐさえん)でも、約26,000㎡の園内に植えられたモミジやドウダンツツジ、黄色に染まったイチョウなどが11月中旬ごろから見ごろを迎え、格別な眺めを望むことができます。
11月3日現在、モミジが赤く色づき始めてきています。
高尾山ほど混雑はしないので、秋から冬への季節の変わり目を感じることが静かにできますよ。
この京王百草園では、11月15日(土)から12月7日(日)まで、恒例の「紅葉まつり」が開催されます。

ホワイトノイズをモチーフにした光の芸術
紅葉まつり開催中は閉園時間を19時00分まで延長し、長谷川章氏プロデュースによるプロジェクションマッピング「デジタル掛け軸」が園内4エリアに毎日投影されます。今年で3回目の開催となる「デジタル掛け軸」は、宇宙のノイズとされるホワイトノイズから図形をデジタル上に作画し15年以上かけて制作した100万枚のデジタル画像からランダムに引き出された2枚の画像を認識できないほどの速度で画像処理を行い重ね合わせて表示した、一期一会の無限映像が楽しめます。
そのほか、書道パフォーマンスや練り切り和菓子作り体験などの催し物が多数実施されます。

デジタル掛け軸について
30年間の研鑽を経て誕生したデジタル掛け軸は、今日のAIの概念と深く結びついています。ランダムに生成される映像は、ただのアートではなく、私たちの魂に触れる光と色彩のシンフォニーです。日本の美意識が息づくこのプロジェクトは、千年に一度の一期一会の体験を提供します。
デジタルアーティスト 長谷川 章氏
NHK大河ドラマ「琉球の風」ほか、ニュース、スポーツタイトルやTVCMなどを数千本制作し、日本民間放送連盟TVCM部門最優秀賞をはじめ数々の賞を受賞。後に日本人の持つ無常の精神から生まれた芸術であるD-K(デジタル掛け軸)を発明し、プロジェクションマッピングの創始者となる。その後世界遺産など330カ所以上の国々でD―Kライブのインストールを開催している。

手作りの練り切りを作れる体験会も開催
11月29日(土)には、京王百草園内の本格的な和の空間を味わうことができる茶室「三檪庵(さんれきあん)」で、練り切り和菓子作り体験会が実施されます。
実施日時:11月29日(土)10:00~16:00 (最終受付15:00)
所要時間は約30分です。 ※体験会終了後にお抹茶を提供予定。
参加定員:30名
※先着順、園内特設売店にて体験整理券を販売。
参加費:1,000円(税込み)
※支払いは現金のみとなります

京王百草園紅葉まつり
期間 2025年11月15日(土)~12月7日(日)※期間中無休
開園時間 9:00~19:00 ※最終入園18:30
※「デジタル掛軸」が中止の場合は16:30で閉園します。
場所 「京王百草園」(住所:東京都日野市百草560)
アクセス 京王線百草園駅下車徒歩10分または聖蹟桜ヶ丘駅・高幡不動駅からタクシー10分
※京王八王子駅から約18分(各駅停車利用)
※駐車場、駐輪場がありませんので、来園の際は電車を利用してください。
※百草園駅から百草園までの間、一部急坂の箇所があります。歩きやすい靴がおすすめです。
入園料 大人500円(税込み)、小人100円(税込み)
※年間パスポート大人2,000円(税込み)園内中央の「松連庵」で販売中。
京王パスポート会員は入園料が2割引で入れます。(カード提示・本人のみ)
催し物一覧

※予告なくイベントを中止または内容を変更する場合があります。
※お出掛けの際はホームページを確認の上、来園してください。
紅葉まつり」開催期間中は、一部特急列車が百草園駅に臨時停車します。
実施日 11月15日(土)~12月7日(日)のうち土日祝(計9日間)

臨時停車(新宿駅発 高尾山口行き、京王八王子行き)↓

京王百草園はここ↓
記事協力:京王百草園





