【八王子市】八王子を盛り上げ人を繋いできた方々が執筆した「福祉」の本はホーと納得の内容です
福祉とはしあわせの意味。幸福。
市と街と人が福祉のまちづくりについて記した本が出来上がりました。
くまざわ書店などで好評発売中です。

歴史と文化が息づく日本遺産のまち八王子。
八王子駅北口商店街をはじめ、八王子の市民・大学・行政が交差して生まれる社会福祉教育と地域共生の挑戦を描く一冊が出版されました。
八王子と福祉のまちづくり
福祉の未来を拓く市民活動の記録として、日本社会福祉教育学会第20回大会基調報告や開催校(創価大学)企画シンポジウムも収録。創価大学の学生・教員らの地域貢献の実践から見えてきた
″福祉の未来像″がこの1冊にあります。

この書籍では八王子駅北口商店会の会長清水栄さんが商店会の活動を紹介しながら、大学生や地域の方の居場所、ボランティア活動などについても執筆しています。
古代都市トロイ発掘で知られるドイツの考古学者ハインリヒ・シュリーマンと北口の商店会店舗の連携、(シュリーまん:都まんじゅう、くまざわ書店:シュリーマン展など)も取り上げられています。
商店街の活動は書籍として記録に残ることがあまりありませんが、八王子駅北口商店会の会長「さかえちゃん」が商店街をものを売る場所としてだけではなく、人が集まる場所、学生と市民が集う場所、行くだけでホッとできる場所にするために奮闘している様子も書かれています。

街が生き生きするには、きれいな建物や大きなショッピングセンターがあれば良いということではありません。
仕方なく回ってきた役員の仕事をこなすだけでは、役員をやっている人も住んでいる人も楽しみを感じることが少ないかもしれません。
さかえちゃんは、創価大学の西川ハンナ教授や学生さん、八王子市役所などとと協議やイベントを開催しながら、誰もが安心して暮らせる地域づくりを目指し、人々の「共に生きる力」を育むための取り組みをしてきました。
若い学生の力も入れることで、新しい考や未来への希望を街にとり込むむことに成功しました。
商店会の活動が特別なことではなく、どなたでも行うことができる地域活動の事例としても参考になる本です。

出版記念トークイベントが12月10日(水)午後6時から行われます。
執筆者も参加しいろいろなエピソードを交えてこれからの八王子の福祉についてお話しするので、市民の皆さまも聞きにいらしてください。
「八王子と福祉のまちづくり」出版記念トークイベント
執筆者と実践者が語る まちと人を結ぶ、八王子のチカラ
開催日:12月10日(水)18時~20時
会 場:まち・なかギャラリーホール(八王子市中町12-11-1 2F)
ゲスト
日本遺産「桑都物語」推進協議会事務局 松田明彦氏
八王子駅北口商店会会長 清水栄
ASAメール発行人木村圭一氏、岡澤孝氏
司会
創価大学 准教授 西川ハンナ

まち・なかギャラリーホールはここ↓
記事協力:清水栄氏





