【八王子市】祝!桑都八王子、「日本遺産」に認定 東京都では初!
文化庁が認定する「日本遺産」に、八王子市が申請したストーリー「霊気満山 高尾山~人々の祈りが紡ぐ桑都物語~」が認定されたのです。
104件の日本遺産のうち、東京都内では八王子市が唯一の認定となります。
日本遺産とは、地域の歴史的魅力や、特色を通して文化や伝統を紡ぐ物語として文化庁が認定するものです。世界遺産の日本版という感じかもしれません。
絹産業を基盤として発展し“桑都(そうと)”と称された八王子。
桑都の物語は、戦国時代に関東を治めた北条氏の名将・北条氏照(ほうじょううじてる)が八王子に居城を築いたことから始まり、霊山・高尾山への人々の祈りが、この地に育まれた豊かな文化を未来へと紡いでいく物語です。
国史跡・八王子城跡
薬王院境内の獅子舞
国史跡・滝山城跡
日本遺産のストーリー「霊気満山 高尾山 ~人々の祈りが紡ぐ桑都物語~」を構成する文化財として、国史跡・八王子城跡をはじめとする北条氏照公ゆかりの史跡等(6件)、高尾山及び薬王院の信仰に関する文化財(11件)、桑都の歴史の中で育まれた伝統文化(12件)など未指定の文化財を含め、ストーリーを語る上で欠かすことのできない八王子市の有形・無形の文化財(計29件)を位置づけました。
八王子車人形
多摩織り
八王子が勲章をとったみたいで、誇らしいですね。
ストーリーの構成文化財について、八王子城の出土品や、八王子神社、小仏関所など、詳しい説明が市のホームページにあります。
八王子市役所の方々、生涯学習スポーツ部文化財課の方々、申請する資料が多いだけに大変だったのではないでしょうか?ご苦労様。そしてありがとうございました。
「わたしたちの八王子」また一つ楽しみ方が増えました。