【八王子市】三味線の国内最大手「東京和楽器」がピンチ!日本文化のピンチ!
八王子市暁町にある「東京和楽器」は三味線を弾く人には無くてはならない存在です。
安定した演奏には欠かせない、螺旋の糸巻きや緩まない糸巻きでも一目置かれています。
そんな日本文化を支えてきた東京和楽器ですが、三味線演奏者の減少や、新型コロナウイルスの影響による、三味線教室の休室、和楽器演奏会などのイベントの中止などが相まって、経営の危機に面しています。
三味線を触ったことが無くても、歌舞伎の出囃子や芸者さんのお座敷で披露される三味線の音色に日本の文化を感じる人も多いことでしょう。
「東京和楽器」は、国内有数の製造技術を持つだけでなく修理をも担っています。和楽器演奏者にはなくてはならない存在として、プロの演奏家からも頼りにされている会社です。
東京23区外の唯一の花街、八王子花柳界の芸者さんやお座敷遊びを楽しんでいるお客さんの中でも、心配する声が出ています。
社長の大瀧 勝弘さんは、「三味線の老舗メーカーとして品質を第一に追及してまいりました。製造に使用する、機械自体も手作りであり、そこから作り出される三味線は、一つ一つが当社の職人の魂の籠った製品になっております」と製品には絶対の自信を持っていますが、とにかく今は、三味線を買う人も修理に出す人もいないので、会社としては2020年8月15日をもち廃業を検討されていますが、「引き継いでくれる人が名乗り出てくれれば大歓迎」と、存続への望みも持たれているということです。
もしあなたが、三味線を購入したい、三味線を修理に出したいと思っていたら、すぐに「東京和楽器」に相談してみて下さい。その一歩が、東京和楽器のそして、日本の文化の未来を救います。
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