【八王子市】横山町のあらもの米屋。見るだけでも楽しいからぜひ、のぞいてみて!
前を通るとなかなか面白そうなものが見えるけど、買うものがあるか分からなくて、お店の人に「何をお探しですか?」なんて声かけられたら困るから、入れないお店ってありませんか?
映画館やデパートが少なくなっちゃっても、八王子には古くから営んでいる魅力的な商店がたくさんあります。
今日は安政元年(西暦1854年)創業という「あらもの米屋守谷富蔵商店」をのぞいてみました。
例えば、店の奥に歴史博物館にあるようなものが見えたり‥…。
使わないだろうけど、なぜか欲しくなってしまうものがあったり‥…。
遥か江戸時代から続く、あらもの米屋守谷富蔵商店。
《米屋》の屋号を冠し、東京都八王子市の甲州街道(国道20号線)沿いに、大きな束子の装飾や商標看板、古い柱時計…。
昔ながらの店内では、お米や炊事用品をはじめ、日本の暮らしに役立つ、どこか懐かしい『荒物雑貨』を幅広く取り揃えているお店です。
紙製品(ちり紙や障子紙)やタオル、台所用品、線香・ローソクなどの日用品に加え、棕櫚(しゅろ)の束子(たわし)や座敷ほうき、桧(ヒノキ)の桶(おけ)やまな板、椹(サワラ)の飯台、そして様々な竹製品など、日本で生まれた、昔ながらの良質な商品がたくさんそろっています。
明治40年の誕生以来、100年を超えて愛され信頼される高い品質の亀の子束子。
洗剤を使用しない環境にやさしい洗浄方法として、また可愛い小動物を作る手芸材料としてもTwitterなどで注目を集めています。
野菜を洗うのはもちろん、ザルやおろし金などを洗うときは、スポンジよりもたわしの方が細かい目の中の汚れもきれいに洗い流すことができます。
しかし、亀の子束子より 昔からある、米屋守谷富蔵商店恐るべし!
一人前用の小さなおひつや、お弁当箱などもかわゆし。
若い子にとっても、ここは八王子のミニミニ東急ハンズかLOFTかと思えるような楽しいお店です。敷居が高くて入れないなーと思っていた方も、お店の方はぜひ来て下さいとのこと。
「見るだけでも全然構いませんよ」と優しいお言葉をいただきました。
昔ながらの籐や竹製のかごも、デザイン豊富に取り揃えてあるので、この夏は米屋で手に入れた買い物籠を片手に、八王子の街めぐりをしたくなりました。
米屋守谷富蔵商店はこのあたり↓