【八王子市】秋の気配の霊気満山 高尾山。紅葉前線がそこまで来ています。
小学校の遠足で登って以来、高尾山に行ったことのない方も多いかもしれませんが、例年外国人観光客でごった返していたお山も静けさを取り戻しているので、地元の皆さんも登ってみてはいかがでしょうか?
油断は禁物ですが、お年寄りからお子さんまで比較的安全に苦労なく登れるケーブルカーを使ったコースを紹介します。
高尾山に少しずつ秋の足音が響いてきました。上はケーブルカーの麓の清滝駅前広場の写真です。この辺りでは一番早く紅葉するもみじが色づき始めました。
ケーブルカーに乗り、高尾山駅を降りると、そこは高尾山で一番賑わっている高尾山銀座とでも言われるような場所です。お団子屋さんやビアマウント、お土産屋さん、お蕎麦屋さんなどが並んでいます。
さる園を横目にたこ杉を見て、途中で男坂(階段)と女坂(坂)のどちらかの道を選択して登ります。男坂も女坂も先でまた合流します。
ケーブルカーを降りてから薬王院まで、ゆっくり歩いて20分ほどで、薬王院の山門が見えてきます。
そんなに急ではないのですが日頃歩き慣れていないとけっこう脚にきます。舗装されてない道もあるので土の力を感じながら歩きましょう。
階段を登ると高尾山に住んでいらっしゃる天狗様が迎えてくれます。
小さな頃、からす天狗が空を飛んでいないかと高尾山の方を見て探しましたが、いまだ見ることは叶っていません。ここにいらっしゃる、からす天狗様たちは皆さんイケメン風のキリリとしたお顔をしています。空を自由に飛んでいる姿は素敵でしょうね。
薬王院付近には天狗像がたくさんいらっしゃいます。お顔がそれぞれみんな違うのでよく見てください。
広い境内をテクテク歩いて行くと薬王院の御本堂に到着します。
以前は人でごった返していましたが、最近の平日なら誰一人いない姿を写真に収められる瞬間も多々あります。厳かな雰囲気ですね。
山の綺麗な空気の中で、香の香りを感じるとそれだけでも良いパワーが身につきそう。
薬王院ではありがたいお札や豆、御守りやおみくじなども手に入れられます。
薬王院からさらに歩くと高尾山の山のてっぺんです。ここは広場になっているので、お弁当を広げたりお茶を飲んだりしながらくつろげます。
高尾山は標高599メートルとそんなに高くない山ですが、気温は町場より随分と涼しいので厚めの上着など持っていると良いですね。
麓のケーブルカーの駅から山頂まで、約50分で着きます。ケーブルカーやリフトを使わないコースだと、歩いて山頂まで約90分。その日の体調や気温などを考えて選ぶと良いかもしれません。
いかがですか?街中の喧騒を忘れて「日本遺産 霊気満山 高尾山 ~人々の祈りが紡ぐ桑都物語~」を訪ねてみて下さい。
明日の号外ネット八王子では山頂のお蕎麦屋さんを紹介します。
薬王院はここ↓