【八王子市】天保5年オープンの福島さんは、歩ける・痛くない魔法の履物屋さんです
和装には欠かせない草履や下駄を専門に扱う中町の「はきもの福島」
八王子は絹織物などで栄えた歴史からか多くの呉服店がありますが、和の履物だけを専門に扱うお店は現在では唯一福島さんだけです。
創業は天保(てんぽう)5年。200年近い歴史を誇る老舗中の老舗です。
現在はご主人と奥様、そして若きエースの息子さんの3人でお店を守っています。
柔らかく足当たりの良い鼻緒を、履く人の足に合わせて、1足1足丁寧に挿げ具合を調整し一日歩き回っても足が痛くならない魔法の履物を販売しています。
下駄や草履の履き心地は鼻緒の良し悪しと、足に合わせた鼻緒調整で決まります。
履きよく足が痛くならないと好評な、福島さんの下駄や草履と雪駄。
それは長年培ったプロの目で厳選した、熟練された職人が作る中綿がたっぷり入ったふわっと柔らかいこだわりの鼻緒と、履く人の足にぴたりと合い、緩みにくい熟練の鼻緒挿げ技術。そのすべてが一体となって初めて実現します。
靴のように細かいサイズが無い下駄や草履、雪駄は、鼻緒の挿げ具合を調整して様々な足の大きさ、幅、甲の高さに合わせてどなたにもフィットする履物を提供してくれるのです。
鼻緒もたくさんの種類から選べるばかりではなく、お客さんの持ち込みの布でも相談に乗ってくれるそうです。着物や浴衣などとお揃いの鼻緒なんておしゃれ度が増しますね。
普段履きに適したものから、ここぞという時のお出かけ用まで、たくさんの種類が取り揃えられていて、中には美術品のような履物もあります。見るだけでも豊かな気持ちになっちゃいます。
夏祭りに子供に履かせても、福島さんの下駄ならたくさん歩けると評判。浴衣で楽しい1日を過ごすなら、専門店の技術で作られた物を選んであげたいですね。
履物だけでなくお手頃な小物もいろいろ置いてあります。
1000円ほどで、こんなかわいいミニ風呂敷も各種ありました。コンビニなどちょっとした買い物の時に使ったら、便利な上にセンス良い人に見られちゃう。健康に良いと言われる、一本歯の下駄もあります。この下駄で歩くと、普段はあまり使わない筋肉(特にインナーマッスル)が鍛えられ、とてもバランス感覚が良くなるそうですよ。
下駄や草履が今は必要ない人でも、福島さんをぜひのぞいてみて下さい。
はきもの福島はここ↓