【八王子市】東京のブルーベリーキャンディを生産している、日本一有名なキャンディ工場は八王子にあります!
東京のブルーベリーを使い、東京の工場で飴を作りました。
というキャッチフレーズが書いてあるブルーベリーキャンディを見つけました。
東京のブルーベリーと東京のキャンディ工場。そして味はブルーベリーヨーグルト味。なんともおしゃれなキャンディです。
パッケージの裏を見ると「本製品には日本におけるブルーベリー栽培発祥の地である東京都小平市産のブルーベリーを使用しております。」との記載。
そして、製造所の欄には「佐久間製菓株式会社 八王子工場」の名が書かれています!
調べてみると、驚いたことにブルーベリー生産量の日本一は東京都で、全国シェアは15.0%です。(2017年)農林水産省による統計の確報が公表されるのはおよそ2年~2年半後なのでタイムラグがあります。(主要な果物に指定されていないブルーベリーなどの特産果樹の場合)
ブルーベリーの生産量1位は東京都、2位茨城県、3位長野県の3都県あわせて、国内生産量の約38%を生産しています。
東京都の主要生産地は、八王子市、日野市、国分寺市、小平市、日の出町、多摩市です。
日本での本格的な商業生産は小平市で始まり、小平から日本各地にブルーベリー栽培が広がっていきました。日本における「ブルーベリーの父」とも呼ばれている、東京農工大学の故岩垣駛夫(いわがきはやお)教授が、昭和43年に小平市にて日本で初めて農産物としてのブルーベリー栽培を始めました。
今では八王子市内にも農園が点在し、新鮮なブルーベリーを販売する農園のほか、摘み取りを行う観光農園も恩方や元八王子などにあります。品種はラビットアイ系と呼ばれるものがほとんどで、実が熟す前の夏の暑い時に、その名のとおり、ウサギの目のように赤くなります。
こちらが東浅川町にある「佐久間製菓八王子工場」です。前を通ると、ほのかに甘い良い香りが漂って来る気がして、鼻をクンクンさせてしまいます。
佐久間製菓は、1908年(明治41年)佐久間惣治郎により創業。
1969年(昭和44年)東京都八王子市に工場を建設。
1984年(昭和59年)八王子工場第二期工事(医薬品製造認可G.M.P.ライン)完成。
八王子工場も、50年以上の歴史がある老舗キャンディ工場なんですね。
佐久間製菓は、サクマ式ドロップスで有名ですが、いずみたく氏作曲の”キャン♪キャン♪キャンロップ♪”のCMソングで有名な、日本初の天然果汁入りキャンディ「キャンロップ・カクテル」や、おいしさと健康をテーマとした健康志向キャンディ第一弾「ヨーグルトC」(ヨーグルトとビタミンC入り)を開発した会社。
2018年(平成30年)サクマ式ドロップスは110周年を迎えたんですよ。
八王子工場では、多摩のアカシアはちみつを使用した「東京のはちみつキャンディ」も生産しています。
東京のブルーベリーキャンディはブルーベリーの果汁を丁寧に練り込んで飴を作っています。ヨーグルトの爽やかな酸味と、本物のブルーベリーの香りや味が潤沢に感じられるキャンディです。
スーパーやお菓子屋さんで手に入ります。小さいサイズのものは100円ショップでも購入できるのでぜひ舐めてみてくださいね。
佐久間製菓八王子工場はここ↓