【八王子市】快挙!ロボットコンテスト世界大会に出場したのは、八王子市立宮上中学校の生徒さんです

プログラミング教育

画像はプレスリリースより

2020年より義務教育に取り入れられている「プログラミング教育」八王子市では家庭に持ち帰れる、一人一台のノートパソコンの導入が始まっています。

2022年から高等学校で「情報 I」が必修化され、2025年からは大学共通テストにも「情報」を採用することが決まりました。
情報教育の素晴らしさは、コンピューターやロボットを使う事で、子供たちが主体的に、ものごとに対する探究心を持つことができるところです。ロボットを組み立てるだけでなく、プログラミングして思い通りに動かすスキルを身につけられるのがロボットプログラミング教室です。

近年はさまざまな大会や競技会が開催されていて、子どもたちの目標になっています。

世界中で行われているロボットプログラミング大会の中でもハイレベルな大会が「VEXロボティクス」です。アメリカ生まれのSTEMロボット教材・VEX(ヴェックス)の競技大会です。

プログラミング教育

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VEXロボティクスは、世界中で急ピッチで導入が進むSTEM教育の教材メーカーです。STEM教育(近年STEAM教育とも呼ばれる)とは、もともとは移民が多いアメリカで、幼少期のこどもたちにSTEM(科学・技術・工学・数学)への興味を育ませ、貧困層からも優秀な人材を育成するために研究された教育プログラムだそうです。

アメリカでSTEM教育が本格的に始動してから10年以上の時を経て、ロボット競技がこどもたちの学習意欲を育むだけではなく、チームワーク、リーダーシップ、コミュニケーション力、グローバリズム、プロジェクト遂行力、課題解決力、クリティカル・シンキングといった21世紀の人類に必要とされるスキルを育むことができるとして、世界中の教育関係者から注目されています。
VEXロボティクスは、コンピューターサイエンスを学習の軸とし【ハードウエア・ソフトウエア・カリキュラム・競技大会】の4つの要素から構成されており、こどもたちは毎年更新される競技大会の課題を攻略するために、ロボット工学やプログラミングに取り組んでいます。

国内では、インターナショナルスクールが先駆けてVEXロボティクスを導入し、世界大会出場もインターナショナルスクールのチームが参戦してきたそうです。

2018年と2019年には、公立の小学校に通う児童も世界大会に出場しましたが、先シーズンはコロナの影響で世界大会自体が中止になってしまいました。今シーズンはライブリモートで世界大会が開催されることが決まりました。

今回世界大会に出場したチームは、調布市のRedBisons、それと八王子市のBeastHunterです。RedBisonsは、2019年にアメリカで開催された世界大会にも出場しており、3年連続で国内の代表チームに選ばれています。

またBeastHunterは、昨年同様、国内のベストチームとして世界大会出場権利を獲得しました。

プログラミグ教育

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世界大会出場を果たしたチームに八王子市立中学校の生徒さんが2人もいるのはすごいですね。

BeastHunter 54506D
成績:258チーム中124位
尾花勇我(八王子市立宮上中学校)
住友和樹(八王子市立宮上中学校)
RedBisons 23418A
成績:258チーム中112位
田邉冠太(桐朋中学校)
二宮朋諒(駒場東邦中学校)
松澤奨真(調布市立神代中学校)
RedBisons 23418B
成績:200チーム中127位
小﨑裕之(中央大学附属中学校)
松澤史詠(調布市立神代中学校)

プログラミング教育

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VEXロボティクスの世界大会は、2007年に始まり2016年から2019年まで、毎年4月末に1週間かけてアメリカ・ケンタッキー州ルイビルで開催されてきました。昨年2020年は、新型コロナウイルスパンデミックとなり中止。今シーズンはダラスに会場を変えて開催を予定していましたが、今年1月にリモートで世界大会を開催することが決定しました。新しい競技大会のテーマは、世界同時に世界大会の最終日に発表され、世界中のこどもたちは、次の世界大会の課題を攻略するためにロボット製作やプログラミングに着手します。2019-2020シーズンまでは、練習大会やリーグなどが世界中60ヵ国で2,500件以上開催され25,000チームが参加しました。これら競技大会は、REC財団(アメリカ)が運営・管理をしており、世界中のチームが各国で開催されるどのイベントにでも参加できる仕組みとなっています。

プログラミング教育

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競技内容:
VIQCではチームワークチャレンジとスキルスチャレンジの2種類の競技に大きく分かれています。またスキルスチャレンジは、各チームがコントローラー操作によるドライビングの技術と、プログラミング制御による自律ロボットのプログラミング技術を競う内容に分かれています

今シーズンの正式な世界大会名は、VEX Robotics [LIVE REMOTE] World Championship 2021です。通常4月末に一週間かけて開催されてきた競技大会は一ヶ月延長になり、5月17日から5月29日までの12日間開催されています。VIQCは、通常3日間開催されるところ[LIVE REMOTE] では6日間開催されました。コロナ禍ですが、30か国からVIQCの836チームが参戦しており、8,600人以上のこどもたちがオンライン上で繋がっています。
今回の世界大会は、リモートで行われた世界最大のロボット競技大会イベントとして、ギネス記録に認定されたそうです。

プログラミング教育

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八王子の子どもたちには、1人1台の端末(HP Chromebook x360 11 G3 EE)の無償導入が始まりました。このChromebookは家庭にも持ち帰り、情報社会をどのように歩んでいけばよいか学ぶことをめざしています。

これからは八王子の子供達もプログラミングを活用し、自由に世界に挑んでいく子が増えそうですね。他国同様、今後、コンピューターサイエンスがさらに盛んになり、またグローバルを意識したこどもたちが増え、VEXロボティクスの競技大会に参加するチームが増えてくると期待されそうです。

VEX世界大会を目指すロボコンコースを開設したスクールもあります。

【プログラミング体験教室】についてのお問い合わせ 一般社団法人 青少年STEM教育振興会(通称:YSE)

八王子市立宮上中学校はここ↓

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