【八王子市】あのジモティが八王子市と協定締結!まだ使える粗大ゴミをジモティーを通して無料配布
「地域の今を可視化して、人と人の未来をつなぐ」が経営理念の地域の情報サイトジモティー。
現在、月間1000万人以上の方が利用しているそうです。
ここ数年で注目を集めているリユース分野においても、大型の家具や家電を中心に、必要なモノを必要な人へ届ける場を提供しています。これまで34箇所の自治体とリユースに関する協定を締結し、リユースの啓発や収集した粗大ごみの一部をジモティーで譲渡する取り組みを通して、地域内の資源循環を促進してきているそうです。
八王子市では八王子市ごみ処理基本計画「循環型都市八王子プラン」のもと、ごみ減量に向けた様々な取り組みを行っていて、2017年度には人口50万人以上の都市の中で、1人1日あたりのごみの排出量の少なさで全国1位の実績を残し、2018年度には、「埋立処分量ゼロ」を達成することができました。
しかしながら、市で収集した粗大ごみや市の清掃工場に持ち込まれた粗大ごみの中にはまだ使用可能なモノも多く含まれていることを課題と捉えていて、ごみ減量を更に加速させるためのリユース施策を検討していました。
今回の実証実験は、増加傾向にある粗大ごみのリユースを実施することにより、更なるごみ削減の仕組みを作りたい市のニーズと、ジモティーの理念が一致し実現したそうです。実証実験を通して、従来であれば粗大ごみとして廃棄せざるを得なかった不要品を地域内で循環させられる、官民連携で粗大ごみをリユースする仕組みの確立を目指します。
■実証実験の内容(2022年1月14日現在)
今回の提携では、戸吹クリーンセンターに持ち込まれる粗大ごみの中からまだ使えるものをジモティーに出品し、地域内の必要な方へ譲ります。
ジモティーを活用したリユースのノウハウを八王子市に提供し、粗大ごみの中でまだ使えるものの選定基準や地域内での円滑な受け渡しをジモティーがサポートします。
また、八王子市の公式HPや公式Twitterアカウントでジモティーの紹介を行い、市民の方へのリユース意識の啓発を行います。
※啓発活動・実証実験の内容は今後変更となる可能性があります。
【実証実験のイメージ】
市で回収した粗大ごみをジモティーのサイトに掲載し、引き取り手を募集しています。
出品物は市の職員が点検を行い、簡易な清掃を行っています。
引き取りを希望する方は、こちらから出品物を確認し、申し込みを行ってください。
引き渡し日時に戸吹クリーンセンターにお越しいただき、対面にてお渡しします。
※上記サイトから問い合わせいただいた方に引渡しします。市へ電話やメール等で直接連絡をいただいても引き渡しが出来ませんのでご注意ください。
引き渡し日時
令和4年(2022年)1月15日(土)、22日(土)、29日(土)、2月5日(土)
※全日、10時~17時で引き渡し
※申し込み時に時間指定していただきます
注意事項
・出品物のページより申し込みいただいた方に、先着順で引き渡します。最初にお申し込みいただいた方には、引き渡し方法について、連絡をさせていただきます。
・引き渡す品物は、ご自身でお持ち帰りいただくこととなります。
・無料での引き渡しとなりますので、他者への有料での転売は、おやめください。
リユースに関する連携を行っている自治体
2022年1月14日時点で35箇所の自治体と協定や覚書を締結し連携しています。
東京都では、国立市、小金井市、世田谷区、東大和市、八王子市、府中市で行われています。
何か欲しいものがある方は「八王子戸吹リユースアカウント」をこまめにチェックしてみてください。
■地域情報サイト「ジモティー」について
ジモティーは月間で1000万人以上が利用する地域の情報サイトで、「売ります・あげます情報」「求人情報」「不動産情報」「助け合い情報」等のカテゴリー別になった情報が、都道府県別や市区町村別に掲載されています。ユーザーは登録料や手数料が一切かからず無料で利用できるため、地域の情報インフラとして全国各地に広がっています。近年の事例としては、自治体と提携したリユース活動の促進、食品の譲渡や販売を通じたフードロス削減、災害時におけるボランティア情報のやり取り、ひとり親への支援活動といった用途が増加しています。2021年9月に発表された第4回エコプロアワードにおいては、最高位の一つである「環境大臣賞」を受賞するなど、サーキュラーエコノミーを体現するサービスとして評価を得ています。
戸吹クリーンセンターはここ↓