【八王子市】噂の八王子蒸溜所、ついに始動!中を見せてもらいました
昨秋(2021年10月)にまだ発表段階ではないとのことで、外観のみお知らせした「東京八王子蒸溜所」
一体何を作るところなのか?レストランができるのか?など、号外NETにもたくさんの質問が来ました。前を通るたびに稼働しているのかチェックしていたのですが、ついに内部を見学することができました。
東京八王子蒸溜所は株式会社大信の新規事業として立ち上げたものです。その始まりは、以前代表の中澤さんが札幌に赴任していた時、個性的なクラフトジンに出会い衝撃を受けたことに端を発しました。
研究心旺盛な中澤さんはジンというお酒の魅力にはまり、これを地元八王子から世界に発信したいと日本での研究だけでは飽き足らず、アメリカのシカゴにまで留学し知識と技術を学びました。
物腰の柔らかな中澤さんですが、お話を聞くとジンと八王子愛に溢れ、行動力の凄さが伝わってきます。
この美しい機械がジンを作る心臓部、蒸溜機です。まるで磨き上げられた金管楽器のような美しさ。
聞けば中澤さんはトロンボーン奏者としても著名で、「カラー・フィルハーモニック・オーケストラ」というアマチュアオーケストラの代表もされています。
東京八王子蒸溜所のシンボルマークのトロンボーンはここからきているのです。
ジンは使用するボタニカルで個性を発揮するお酒です。素材の特徴を抽出する丁寧なつくりによって、東京八王子蒸溜所製造のクラフトジンならではの豊かな香りと味わいを表現しています。中澤さんは、香り立ちにこだわった蒸溜法により、個性豊かな繊細なジンを創りだしました。
「トーキョーハチオウジン」の発売は2022年1月22日。どのように販売するかはまだ秘密だそうです。
蒸溜器のある工場の上には将来的に試飲できるスペースを設けています。
ハーブの香る爽やかなジンは、飲み方次第で色んな楽しみ方の出来るお酒です。ストレートで個性そのものを感じたり、ジンを使ったさまざまなカクテルなど試飲できたら楽しいですね。
2階の照明は特注のトロンボーンを模したもの。素敵な音楽とお酒は相性抜群ですね。
2階にあるバーは今後、商品発表や試飲会などに活用される予定だそうです。一般の方へのオープンも今後は検討していきたいとのこと。
こんな素敵な空間で、出来立ての「トーキョーハチオウジン」のグラスを傾けることのできる日が早く来てほしいですね。
テーブル席からは下の蒸留所を見下ろせます。
ここは狭間のイトーヨーカドーの横とは思えない、おしゃれすぎる場所です。
味も購入方法も発表されてない、謎に包まれた「トーキョーハチオウジン」ですが、一番早く味をみることができるのは市内のバーテンダーさんのいる飲食店かもしれないというヒントを中澤さんからいただきました。
東京八王子蒸溜所=TOKYO HACHIOUJI DISTILLERY。トロンボーンマークのジンが、八王子を日本を、そして世界中で話題になる日はもうすぐそこかもしれません。
八王子と銘打った「トーキョーハチオウジン」市民としても、ちょっと自慢したくなるお酒です。
【八王子市】突如イトーヨーカドーの裏に「東京 八王子 蒸留所」が出現!どんなお酒ができるか楽しみです
東京八王子蒸溜所=TOKYO HACHIOUJI DISTILLERYはここ↓