【八王子市】いちょう祭り目前。木から集めたギンナンが無料でもらえます!国土交通省の粋な計らいです
2022年の「八王子いちょう祭り」は11月19日・20日に開催される見込みで、毎日、八王子いちょう祭り祭典委員会の方々が準備に精を出してくれています。
甲州街道の並木は、まだまだ青い葉をイキイキと茂らせていますが、11月中旬には黄金色の景色が見られそうです。
今年は高尾から西八王子にかけてのいちょう並木が、例年になく枝を大きく広げているようで、紅葉したらさぞ美しい景色が見られるような気がします。
と思いながら甲州街道を走っていると「ただいま剪定中」と書かれた工事車両が何台か左車線を塞いでいました。
この期に及んで枝を切っちゃうの?いちょう祭りまで待ってよー。と、近寄ってよく見ると高所作業車に乗った作業員の方が、ハサミでギンナンを下に敷いたブルーシートの上にていねいに落としていました。
今年は5年ぶりに、相武国道事務所の無料「ギンナン拾い」開催されます!
10月29日(土)10時~11時に東浅川保健福祉センター第2駐車場にて駐車場にて無料ギンナン拾いができます!
実はこのギンナン、近隣の皆さんに楽しんでもらうため道路に落ちる前のきれいな実を採っているのだそう。
今まで甲州街道を管理している国土交通省相武国道事務所が、路上清掃時に車で集めた実を分けてくれているのだと思っていたので、こんなにていねいにギンナンを集めてくれているのかとびっくりしました。
甲州街道の八王子地区には、多摩御陵の造営を記念して昭和4年に植えられた約760本のイチョウの木があり、八王子市の天然記念物にも指定されています。
毎年秋になると、イチョウ並木から大量の落葉や落実等が発生していて、道路を良好かつ安全な状態に維持するため、多くの清掃が必要となっているそうです。
「ギンナン拾い」は道路の清掃やイチョウ並木の剪定等で事前に集めたギンナンの実を、道路利用者や地域の皆様に持って帰ってもらうことにより、歴史ある甲州街道の道路景観に親しみながら秋の気配を感じてもらうとともに、道路の維持管理の効率化(ギンナンの処分量低減)に協力頂くもので、平成6年度より毎年実施しています。今年で25回目となります。
また、「ギンナン拾い」にあわせ、イチョウ並木の道路清掃に関するパネル等の展示を行います。
市内のあちこちに2022年八王子いちょう祭りのポスターが貼られています。
今年のポスター写真は星槎国際高等学校八王子「TechRaft」の方々が、昨年ドローンで撮影したもの。普段見ることのできない角度からの写真は新鮮ですね。
いちょう祭りも楽しみですが、その前に秋の味覚ギンナンを味わいませんか?
【ギンナン拾いのご案内】
10時~11時 (小雨決行)
※ギンナンが無くなり次第終了します。
2.場所:東浅川保健福祉センター第2駐車場
【国道20号多摩御陵入口交差点南側(下り線側)】
3.注意事項:
(1)手袋や持ち帰り用の袋は各自ご用意下さい。
(2)会場に駐車場はありません。
(3)事前の申し込み・当日の受付は不要です。直接現地にお越しください。(無料)
(4)雨天等により中止の場合は、当日の午前8時30分以降に以下のホームページにて案内します。《相武国道事務所ホームページ》
(5)新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止対策について
・当日は事前に検温を行い、37.5度以上ある方、体調が優れない方は参加を見合わせ願います。
ギンナン好きにはありがたいイベントですね。
以前の私の観察によると、慣れた方はバケツと厚手のゴム手袋、服に匂いがつかないように簡易カッパと長靴で挑んでいらっしゃいました。
ちょっと前処理が大変ですが、食べれば美味しい八王子のギンナン。お好きな量を持ち帰ることができると思いますので、参加してみてください。
ギンナン拾い会場の東浅川保健福祉センター第2駐車場(陵南会館のある場所です)はここ↓