【八王子市】いつもと違う八王子の色々な表情が見られたいちょう祭り。気分爽快瓦割りイベントも登場
2022年11月19日・20日に開催された八王子いちょう祭り。
クラッシックカーパレードや関所オリエンテーリング、全国・近隣観光物産展、ふるさとバザール、ステージイベント、むーちゃんスタンプラリーなど、盛りだくさんのイベントを楽しんだ方も多いと思います。
写真は八王子市浅川地区の「原宿町会」の山車です。いちょう祭り期間にお披露目されていました。
ここは甲州街道と旧甲州街道の間にある、東浅川町原宿会館裏の山王社。
元禄13年(1700)に勧請、上椚田村原宿の鎮守社として祀られていたという、大変歴史のある山王社です。
原宿関所では関所オリエンテーリングの『甲州街道いちょう並木95年記念 第43回甲州道中通行手形』を持ってきた方に焼印を押していました。
あと5年で、八王子の甲州街道いちょう並木が100年になるのですね。
甲州街道原宿町会付近を街歩きをしていると、萩澤瓦店という瓦屋さんがありました。
今まで瓦屋さんに出会ったことがなかったので無知だったのですが、八王子商工会議所HPの「東京都八南瓦工事業組合」に所属する瓦工事業社だけでも、八王子市内には10軒ほどの瓦屋さん(屋根全般の工事業社)があるのです。
萩沢瓦店の前には人だかりがあったので覗いてみると、大きな掛け声がしていました。
浅草などでも人気の、瓦割りイベントをやっていました。
空手家などがやっている瓦割り。かっこいいけど痛そうな瓦割り。
萩澤瓦店では、素人でも割りやすい特別な瓦を用意して、ストレス発散や爽快感を得られる瓦割りイベントを開催。子供でも女性でもトライできるそうです。
この男の子は小学校1年生。両親と一緒にいちょう祭りに来ていました。
萩澤瓦店の四代目のイケメンお兄さんに教えてもらい、いざチャレンジです。
思い切りやったけど、やっぱり瓦は硬かった。
残念。何度かチャレンジしたのですが割れませんでした。
そこへ助っ人登場!
お父さんと一緒にチャレンジしたら、硬い瓦もあっという間に真っ二つ!
お母さんも一緒に、3人笑顔で帰っていかれました。
次のチャレンジャーは、なんと10枚。
瓦割りに初めて挑む男性です。「割れるかな?」と心配をしながらも果敢にチャレンジ。
えいっ!1発でこの通りの見事な割っぷりでした。
観ている人たちも思わず拍手です。
萩澤瓦店はこの地で100年近く瓦店を営み、八王子市内の寺社や料亭などの大きく歴史のある屋根の手入れも担当しています。
ちなみに瓦割りで壊れた瓦は、専門のリサイクル業者に委託して、粉々に砕かれて再利用されるそうです。
いちょう祭りではセブンイレブンの軒先でも、素敵な音楽が奏でられていました。
八王子いちょう祭りは、いつもと違う八王子の色々な表情が見られる素敵なお祭りでした。
萩澤瓦店はここ↓
[ 人物撮影掲載許可済]