【八王子市】鰹節店で購入された70年前のおめでたい羽子板を発見!

羽子板

明けましておめでとうございます。

お正月といえば、昔は凧揚げや、羽子板突きなど寒風の中、子供たちは元気に外で遊んでいました。

とあるご家庭に、貴重な羽子板があるというので見に行ってきました。

羽子板

この羽子板は約70年ほど前のもの。

女の子が生まれると、初正月のお祝いとして贈られます。

昔はどこの家にも女の子がいれば、お正月飾りとしてポピュラーなものでした。

羽子板

この羽子板、よく見ると「黒沼鰹節店」と書いてあります。

鰹節屋さんで羽子板?と不思議に思い、黒沼鰹節店の方に伺うと、現在は扱ってないそうですが、昔はおめでたい物を鰹節店で購入するのは、ごくごく普通のことだったようです。

例えば結納品の子生婦(こんぶ)、寿留女(するめ)、勝男節(かつおぶし)、鮑を叩いて伸ばした長熨斗(ながのし)などは、鰹節店で手に入れるのが一般的でした。

もちろん結納品セットも色々と取り揃えていたそうです。

今では結納をかわす人も少なくなってしまいましたが、おめでたいものといえば鰹節店に揃っていたようです。

八王子

創業400年を超える八王子市の老舗「黒沼鰹節店」、現在は横山町にありますが、昔は八王子市一の繁華街八日町に居を構えていたそうです。

70年前の美しい羽子板を見せてくださったIさん、ありがとうございました。

黒沼鰹節店はここ↓

2023/01/01 07:22 2023/01/01 12:01
Feet and head

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