高尾山に行くとたくさんのお蕎麦屋さんがありますが、皆さんはお気に入りのお店がありますか？

今日はどなたも入りやすい、表参道の大きめのお店を3軒案内させていただきます。

高尾山のケーブルカーのふもと駅の向かい側にある「高橋屋」

屋根を突き破って、たわわに実をつけた樹齢150年余りの柿の木がシンボルです。

「髙橋家」は創業天保年間（1830年〜）以来、髙尾山と共に参拝客や観光客を迎えてきました。

そば粉六割ととろろと上質粉で練った自慢のお蕎麦や、店内からそびえる柿の木に因んだメニューもあります。

蕎麦粉6割と上質粉に、大和芋と長芋を合わせたとろろを加えて練り、機械で打っているお蕎麦です。建物や店内が美しく、記念写真を撮る方も多いです。

かけそばは700円です。

こちらは毎日開店前から、職人さんが手打ちのお蕎麦を打っている「栄茶屋」

国産の材料や最高品質の蕎麦粉を使い、その日の気温や湿度などを考慮して、熟練の職人さんが最適なお蕎麦を打ってくれるお店です。

パフォーマンスとしての蕎麦打ちではなく、その日に来るお客さんのことを思いながら丁寧にお蕎麦を打っています。

むかごの素揚げ600円や、川魚の塩焼き880円などもあります。

かけそばは780円です。

「栄茶屋」では季節のお蕎麦として、きのこのお蕎麦も提供されていました。

こちらは甲州街道に一番近い「琵琶屋」

大正3年創業の琵琶屋では、お蕎麦だけでなく、季節の会席料理が人気の料亭です。

蕎麦は小麦粉を混ぜない100%栃木県産のそば粉を使った十割そばです。

ざるそばは700円です。

個室もある「琵琶屋」は、同窓会や会合、法事などで使う地元の方も多いのですが、10割そばを目当てに遠くから通うお客さんもいらっしゃるお店です。

おかみさんの知識が豊富で、高尾山地域のお話を聞くのも楽しいものです。

早朝は人影もなく広々とした通りも、午前10時ごろにはたくさんの人で賑わいます。八王子市内でも唯一といえる、お土産屋さんやお蕎麦屋さんがひしめくこの表参道は、観光地に来たような普段とはちょっと違う雰囲気を味わえます。

時間があるときにはちょっと足を伸ばして、お昼にお蕎麦を食べに行ってみませんか？美味しい空気とお蕎麦が待っていますよ。

高尾山表参道はここ↓

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