【八王子市】愛媛県宇和島からみかんの香りと共にやって来た「すしえもん」は満足できる、ちょっとだけ高級な回転寿司店です
八王子市東浅川町にあるショッピングモール、イーアス高尾内にある回転寿司「すしえもん」に行って来ました。
回転寿司すしえもんの親会社は宇和島の水産会社。
毎朝、市場に水揚げされた鮮魚を競り落とし、高級寿司店や飲食店、自社経営のすしえもんに卸しているそうです。
お店の入り口にはシャンパンタワーならぬオレンジジュースタワーが備え付けられていて人目を惹きます。子供たちは流れ出るオレンジジュースを見て「これ飲める?」と聞いたりしますが、このタワーは循環式の模型なので残念ながら飲めません。
とびきり美味しいオレンジジュース(各種あり)は店内で飲めますよ。
すしえもんは愛媛県宇和島に本店があり、関東にはここイーアス高尾店しかありません。
(愛媛県内に3店、神戸、福岡にそれぞれ1店の、全6店舗があります)
すしえもんはお皿の種類によってお寿司の価格が分かれています。
現在は注文を受けてからレーンに流す方式ですので間違えませんが、一皿120円から1500円まであるので、お子さまなどと一緒の時には注意が必要かもしれません。
まずはお店おすすめの「漁師汁253円」を注文しました。
澄んだお汁に身の厚いアラと根菜などが入っていて、濃い出汁をひと口啜っただけで「このお寿司屋さんはあたり」と言ってしまいそうなお椀です。
真珠や真鯛の養殖、柑橘の生産量が日本一の四国愛媛県にある宇和島市は、美味しい魚介類が豊富ですが、すしえもんでは宇和島産だけではなく、日本各地の旬のうまいものを仕入れて出してくれます。
「カリカリじゃがいもサラダ253円」は細く切って揚げてあるジャガイモがパリパリの麺のようで、楽しい口当たりのサラダです。
宇和島活き〆めぶり三昧385円。甘みのあるブリは新鮮そのもの。
通常メニューにない、その日の仕入れに応じたおすすめもあるようです。
季節メニューには鍋焼きうどんなどもあります。
「生本まぐろづくし1,650円」は美味しそうだったので、ちょっと高価だけれども注文してみました。
生の本鮪の赤身・中トロ・大トロ・切り落としの軍艦巻きがそれぞれに味わい深く、旨みがたっぷりで大満足の一皿でした。
高級寿司店と同じレベルの鮮魚を、仲買人という立場で限界価格で提供しているとのこと。
味も価格も納得です。
すしえもんの本店のある愛媛県はみかん県としても有名。
最近評判のいい「甘平(かんぺい)」という品種は愛媛生まれのオリジナル品種なんですね。
宇和島出身のすしえもんでは5種類の柑橘類のジュースが飲めます。
価格はどれも1本209円。果肉を絞ったまんまのストレートジュースです。
今回はこの2種類を飲み比べしてみました。
「愛媛きよみ」は、みかんの甘さにオレンジの香りがするようなさっぱりめの美味しさ。
「宇和島みかん」は、普段食べているみかんの美味しいところだけを濃縮させたような、とろっとした美味しさでした。
日によって販売していない種類もあるようですが、皆さんもぜひ飲み比べを楽しんでみてください。
すしえもんでうれしいのは、席に備え付けのお茶だけではなく、冷たいほうじ茶と烏龍茶も好きなだけ飲めるところです。セルフサービスです。
わさびやガリ、すしえもんおすすめの甘めのお醤油ではないお醤油などは別途無料で注文できます。
席に置いてあるタブレットから注文する方式のすしえもんですが、運んでくるのはJR東海承認済みの新幹線。小さなお子さんも大喜びしそうです。
日替わりの割引サービスもあるので利用するのもいいですね。
店内には、元メジャーリーガー岩村明憲選手の兄であり、自身もプロ野球選手だった岩村敬士さんがすしえもんを経営している関係で、野球の貴重なグッズなども飾ってあります。
すしえもんは店内が広々としていて明るく家族で行くのも良いですが、平日は好きなものを好きなだけ食べたいおひとり様も多いようです。ちょっとだけ宇和島に出かけたような気分になれるすしえもん、ぜひ行ってみてください。
回転寿司すしえもんイーアス高尾店はここ↓