【八王子市】医療刑務所跡地に「八王子駅南口集いの拠点」ができますよ!何やらすごい所らしいです

八王子駅南口

旧八王子医療刑務所庁舎の跡地を含む八王子駅南口周辺地区の国有地に、2026年10月完成予定の「八王子駅南口集いの拠点 八王子ミライテラス・プロジェクト」の取り組みが始まりました。

「八王子駅南口集いの拠点 八王子ミライテラス・プロジェクト」とは

簡単にまとめると、広い公園の中に市民の集いの場となる、ミュージアム、イベント会場やレストランができるというもの。

今まで八王子市にはなかった、新しい施設がドーンとできるようなのです。

玄関口となるプロムナードでは、キッチンカーの出店などを計画し、花に彩られた賑わいのある空間を創出。

憩いライブラリは、360度全方位が公園に開けた明るく開放的な空間の中で「学びあい」が紡がれる施設とし、歴史・郷土ミュージアムは、国宝等の展示にも対応した公開承認施設として整備されます。

各機能をシームレスにつなぐ交流スペースは、人と人、人と情報が出会い、活動が生まれる賑わいの場として、施設全体を盛り上げます。

みんなの公園は、八王子市の風土を感じるシンボル空間にするとともに、建物の展示と連動して桑都物語を伝え、敷地全体を八王子市の自然環境を伝えるエコミュージアムとなります。

大屋根広場と一体的に配置する活動展示室は、伝統芸能のほか、市民活動発表の場など、大規模イベントにも対応した計画だそうです。

公園

写真はイメージです

開館前には、市民が主体的に拠点づくりに関わる機会を設け、開館に向けた機運を醸成するそう。開館後はひとりでも家族とでも、市民が気軽に利用できるサードプレイスとして、アート・フード・音楽・ものづくりなど利用者が日常的に参加できる多様なイベントを開催し、活動と交流の賑わいを生み出します。

特に20〜30代の子育て層を意識したプログラムを積極的に行い、新たなライフスタイルの創出につながります。
任意事業のひとつとして、マルベリーフェスタと称し、桑をテーマに企画展、ワークショップ、ミュージックライブ等、多様なプログラムを提供する一大イベントも開催されます。

また、公園と一体化した空間で来場者がくつろげるレストランを誘致するほか、ネーミングライツやオーナー制度の導入により事業費の縮減にも貢献するそうです。
・空調や照明など、費用対効果に優れた省エネ技術を導入し、ZEB Readyを実現するとともに、貯留浸透型のグリーンインフラを導入するなど、環境面でも公共のモデルとなることを目指すそう。
・7,000人程度が一時避難可能な広域避難場所とし、災害から3日間程度は1,000人程度が滞在可能な一時滞在施設となります。また、防災イベントを開催し、地域コミュニティの核として防災力を高める場ともなるそうです。

ハンバーグ

写真はイメージです

施設概要

1 敷地面積:52,047平方メートル
2 延べ面積:約8,120平方メートル
3 主な機能毎内訳   
  ライブラリ・交流エリア:約3,250平方メートル
  展示・収蔵エリア:約3,150平方メートル
  その他職員エリア等:約1,720平方メートル
4 その他付属棟等床面積
   大屋根広場:約507平方メートル
   レストラン棟(民間提案):約300平方メートル
   防災倉庫:約125平方メートル
   屋外倉庫:約105平方メートル
   四阿・屋外トイレ等:約311平方メートル
5 階層
  メイン棟:地上2階、地下1階
  活動展示室:地上1階

花

写真はイメージです

八王子医療刑務所跡地を活用し、公園、ライブラリ、交流スペース、ミュージアムが一体となった複合機能施設を整備するため、検討を進め、集いの拠点の整備及び維持管理・運営に、民間活力やノウハウを活用することで更なる魅力向上を図ることを目的とし、PFI方式(BTO)を採用しています。

八王子駅南口集いの拠点整備・運営事業の事業契約を締結しました

令和5年3月6日に八王子駅南口集いの拠点整備・運営事業の事業契約を八王子ミライテラスパートナーズ株式会社と締結しました。
今後は、令和8年10月の供用開始に向け整備を進めるそうです。

契約概要

1 契約先    八王子ミライテラスパートナーズ株式会社
          八王子市子安町三丁目26番1号
2 契約金額   180億5,170万416円
3 契約期間   令和5年(2023年)3月6日の日から令和23年(2041年)9月30日まで
4 事業の範囲  集いの拠点整備・運営事業の設計・建設及び維持管理・運営 旧八王子医療刑務所庁舎の解体工事

明治11年9月に神奈川県監獄八王子支署として、当時の神奈川県八王子町に開庁し、明治28年12月に現在の東京都八王子市子安町に移転した八王子医療刑務所。

平成30年1月に東京都昭島市へ移転。東日本成人矯正医療センターと名称を変え、現在は主に精神疾患患者である受刑者を対象に、治療効果を高める作業療法(治療作業)として、紙細工など提供作業の実施に加え、植物や土等の自然に触れることで病状安定及び還送後の一般の刑事施設での生活に適応する能力を養うため、花、観葉植物等を育てる製作作業(農業)を実施しているそうです。

長い間外から見るだけだった、社会のために必要な重要施設が、市民の使いやすい施設に生まれ変わって帰ってくるのは嬉しいですね。完成は3年半後。楽しみです。

八王子駅南口集いの拠点 八王子ミライテラス・プロジェクト↓

YouTube提供:八王子Loverさん・八王子市

Feet and head

号外NETの広告出稿はこちら

号外NETメルマガ

号外netは持続可能な開発目標(SDGs)を支援します

号外netへの提供提供求む!

コミュマッチ