【八王子市】若葉の高尾山で4月29日に開催。子供も大人も大歓迎!八王子の昔話や伝説をほっこり楽しく武州弁で聞けますよ
2023年4月15日(土)から5月21日(日)まで、高尾山(ケーブルカー清滝駅前、髙尾山薬王院など)で開催されている「高尾山若葉まつり」
せっかく身近に素敵な場所があるのですから、気持ちのいい季節のうちに高尾山に登るのもいいかも知れません。
「高尾山若葉まつり」の期間中にはたくさんの催しがあり、登山客ばかりではなく、地元民やふもと付近を観光する人たちにとっても楽しい時間が過ごせます。
今回紹介するのは2023年4月29日に開催される「とんとんむかしのおはなし会」です。
出演は「高尾山とんとんむかし語り部の会」八王子を舞台にしたお話をしてくれます。
「昔話は武州弁の“語り”で残すべきだ」という児童文学者の菊地正さんのとの出会いをきっかけに始まった会で、現在40代~80代の市民が活動しています。
高尾山とんとんむかし語り部の会は、八王子の昔話や伝説を武州弁で伝承し、2002年から高尾山やいちょう祭りなどで活動をし、また「とんとんむかしー語ろう!八王子のむかし話ー」を出版して、市内の小学校・八王子市図書館等に寄贈する活動もしています。
武州弁とは多摩地域や埼玉県など、武蔵國(武州)で話される方言のこと。
押すを「おっぺす」、なめらかなことを「のめっこい」、食べ物が硬いことを「こわい」などと言うのが武州弁(多摩弁)です。八王子で現在も使われている言葉が、いくつもあります。
今回の「とんとんむかしのおはなし会」は高尾山のふもとにある高尾山薬王院の別院「不動院」で行われます。場所は高尾山1号路の入り口付近です。
【とんとんむかしのおはなし会】
2023年4月29日(土)昭和の日
開場: 11時30分(受付)
第1部: 12時00分~13時00分
第2部: 13時10分~14時10分
不動院には、大きな高尾修験第一行場で「不動石」や、自身の具合が悪い所と同じ箇所をなでるとご利益のある「なでなで地蔵尊」などが祀られています。
また同じく29日には、高尾山ケーブル清滝駅前(麓の駅です)で、芸者衆による祝いの舞(八王子芸妓組合)が、13時と14時半に行われます。
ほっこり心のあたたまる高尾の昔話の実演をお楽しみください。
また、2023年5月14日(日)13:30~ 、14:30~(各約20分)には「高尾599ミュージアム」でお話会を開催します。
演目:「天狗わらい」、「野師の妙薬」他
地元民でも知らない、八王子のちょっと怖いお話や心温まるお話を聞くのは楽しそうですね。ゴールデンウィークの初めに高尾の若葉とともに昔話を聞いて素敵な時間を過ごしてください。
高尾山薬王院別院「不動院」はここ↓
取材協力:高尾山とんとんむかし語り部の会