【八王子市】5月28日、片倉つどいの森公園で疾風駆け抜ける流鏑馬が目の前で見られます。飲食ブースも充実の大型イベントです!

【追記】

11時から祈祷・武者行列

12時ごろから馬を走らせ流鏑馬が開始

流鏑馬(やぶさめ)令和5年(2023年)5月28日の日曜日、八王子みなみ野の片倉つどいの森公園で流鏑馬(やぶさめ)が開催されます。

日本の古式弓馬術である流鏑馬は、天下泰平や五穀豊穣、万民息災、病気平癒を祈念し、疾走する馬に乗りながら鏑矢で的を射る、馬術と弓術を組み合わせたものです。

流鏑馬(やぶさめ)近隣では、神奈川県の鎌倉鶴岡八幡宮で行われる流鏑馬が有名ですが、東京都内で本物の流鏑馬を見られるのは八王子だけです。

流鏑馬(やぶさめ)

中世の武士が狩りに出かけるときに着用した衣服(狩装束)に身を包み、騎手が馬を走らせながら、本年は諸般の事情により2的を次々に射る爽快な儀式です。

流鏑馬(やぶさめ)

武者姿の射手が馬で駆けながら、境内の馬場に配された2つの的を次々と射貫く様子が迫力満点で必見です。

地面を蹴る蹄の音、矢を射る音、身近で聴く音も迫力満点です。

流鏑馬(やぶさめ)

流鏑馬の開催においては、武州地域の歴史や文化に興味や誇りを持ってもらい、地域の子供達には地元の歴史や伝統文化を体験学習を通し身近に感じ、地域に深く愛着を持てる学びを提供しながら、精神面向上のきっかけとなればとの思いもあるそうです。

流鏑馬(やぶさめ)

流鏑馬に参加する馬は日本の在来種の木曽馬です。

木曽馬は、低身広躯(胴長短足)の頑丈な体型で気性は優しく力持ち。蹄が堅いため通常では蹄鉄をつけずに走れます。

日本在来種は他に北海道和種、野間馬、対州馬、御崎馬、トカラ馬、宮古馬、与那国馬がいますが、本州の在来種は木曽馬のみです。

流鏑馬(やぶさめ)当日は、流鏑馬演武・馬上武芸・居合い抜刀術・ダンス・太鼓・盆踊り・お囃子・ポニーとのふれあい・太極拳・シュートゲーム・中国武道・バスケットプロチームブース・市民団体による舞台なども会場で行われる予定です。

10:00⇨開会式セレモニー、舞台にて演舞、子供たちのパフォーマンス

11:00⇨祈願、行列、流鏑馬

13:30⇨抜刀演武、パフォーマンス

17:00⇨閉会セレモニー

流鏑馬(やぶさめ)    

たくさんの飲食販売もありますので、この季節ならではの芝生に座って、のんびりランチなども楽しめそうですね。

八王子ビートレインズは無料でできるシュートイベントを開催。#14伊藤修人選手も来場予定(12:00~14:00)です。どなたでも参加可能ですのでチャレンジしてみてください。

流鏑馬(やぶさめ)

八王子流鏑馬は、八王子市元八王子にある1191年建立の八幡神社が神事を執り行っています。

また、八王子は大昔から馬と縁があったようで、文武天皇の御代(六九七年飛鳥時代)、優秀な軍馬と良質な馬を皇室に献上することを目的に「勅旨牧」が設けられたそうです。勅旨牧は上野国、信濃の国、甲斐国、武蔵国の四箇所に置かれ、そのうち武蔵国には「立野牧」「由比牧」「石川牧」「小川牧」の四箇所が設けられ、由比牧は八王子市の浅川と八王子城址のある丘陵地帯に囲まれた弐分方町・四谷町付近にあったとされています。(参考:八坂神社奉賛会による説明板)

平安時代にも多摩川の上中流域には、「牧」と呼ばれる牧場がありました。 これらの牧のうち、特に「勅旨牧」と 言う朝廷直轄の牧場では、馬を飼育・ 調教し、毎年一定の頭数を朝廷に献上していました。八王子市域には、 由比牧と石川牧、小野牧があったと 考えられています。(参考:八王子市歴史文化基礎構想

八王子と馬と皇室。そんな歴史にも想いを馳せながら流鏑馬を見学すると一味違う重みも感じられそうですね。

お天気が良ければぜひお出かけください。

片倉つどいの森公園はここ↓

取材協力:NPO法人武州のよりあい

Feet and head

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