【八王子市】市内では犯罪が増えています。そのため市では個人購入の防犯カメラなどの対策費用を8月から補助します

八王子市では、2023年8月から防犯（監視）カメラなどの防犯対策品の購入・設置費用の一部を補助します。

補助費用の上限は購入費用の二分の一、4万円までです。

この機会に、家庭での防犯対策を考えてみませんか？

八王子市では2021年から2022年にかけて、侵入窃盗の件数が3割ほど増えました。

また、特殊詐欺の件数も2割ほど増えています。

八王子市はこの補助金に関して、6月8日に開かれた市議会定例会に1億円の補正予算案を提出しています。

八王子市役所では、家庭での防犯対策品の購入を支援し、市民生活の安全・安心を確保するため、カメラ付きインターホンや防犯カメラなどの防犯対策品の購入・設置費用の一部を補助します。

これは全国で相次いでいる広域 強盗事件の発生をきっかけに、防犯意識が高まっていることから、国の地方創生臨時交付金を活用して行うものです。

八王子市では、各家庭での防犯対策を支援し、安全で安心して暮らせる犯罪に強いまちづくりを進めています。

１ 補助対象 八王子市に住民登録がある方で、市内事業者で購入・設置した防犯対策品

２ 対象となる防犯対策品 カメラ付きインターホン、防犯カメラ、ダミーカメラ、センサー付きライト、 防犯性の高い錠･補助錠、ロックカバー、サムターンカバー、防犯フィルム

３ 補助率 購入・設置経費の１/２（上限４万円）

４ 令和５年（２０２３年）８月申請受付開始（申請方法など詳細は後日、八王子市ホームページなどで発表します）

＜参考＞市内犯罪発生状況

八王子市では侵入窃盗・自動車盗・オートバイ盗が東京都の平均を上回っています。

犯罪は身近に起こります。鍵をかけて家の車庫に置いてあった自動車が盗まれた方や、敷地内に保管してあった冬用タイヤが盗まれた方などのお話を聞いたことがありましたが、侵入窃盗を含め、自宅の防犯は日頃から考えておかないといけないのですね。

八王子市内犯罪発生状況

侵入窃盗：令和3年69件 令和4年92件　　前年比 プラス23件

特殊詐欺：令和3年75件 （1億4200万円）　令和4年89件 （2億2200万円）　前年比 プラス14件 （8000万円）

一昔前は番犬という名で呼ばれた屋外で飼われていた犬が、侵入者を追い払ってくれたり異常を吠え声で知らせてくれたりして防犯に力を貸してくれていましたが、近年は防犯（監視）カメラにとって変わってきているようです。

カメラが家に付いていると、犯罪を行おうとしている者は躊躇してその家を離れることも多いようです。

少しでも安心に暮らしやすいように、防犯について離れて暮らす家族も含め話し合っておきたいですね。

八王子市役所はここ↓