【八王子市】関東大震災から100年。9月1日は「防災の日」この機会に自宅の耐震について考えてみませんか?
9月1日は「防災の日」です。 この日は関東大震災が発生した日であるとともに、台風が増えてくる時季にあたります。
このようなことから、 伊勢湾台風が襲来した翌年の1960年(昭和35年)、地震や風水害などの災害への意識を高めることを目的に 「防災の日」が制定されました。
関東大震災では八王子市内の被害は少なく、人的被害として、死者4名、重傷4名、軽傷6名恩方村下恩方滝の沢にて山崩のため1家埋没、6名圧死(以上真上隆俊氏調査)と記録されています。
家屋被害では全壊51件、半壊134件・破損858件でした。
東京都では、地震に関する地域危険度測定調査 地域危険度一覧表:八王子市というものを発表しています。
これは八王子市内の町名別に危険度が数値化されているので参考にご覧ください。
内閣府では「関東大震災100年」 特設ページを設け、震災時の詳細をまとめてあります。
また、関東大震災から100年を受けて、8個所の市立図書館(川口を除く)では、9月に特設コーナーを設けて震災関連図書の展示や貸出を行います。
自宅の耐震性を見直そう 補助金が出る助成制度があります
八王子市では、木造住宅にお住まいの方や、 未耐震の空き家を お持ちの方などに向けたサポートを行っています。 いざという時に在宅避難ができるよう、 住まいの耐震化を進めましょう。
区市町村の耐震化促進事業に係る助成制度で八王子市は補助が充実しています。
是非とも制度を利用して、災害に備え安心できる住まいにしてください。
八王子市の「耐震お助け隊」は、耐震診断や改修工事の進め方、補助制度や工事費用などの説明のほか、家具の転倒防止など日頃できる防災対策についてもアドバイスを行っています。
昭和56年5月31日以前の古い耐震基準で建てられた住宅は地震の揺れに弱く耐震化が必要です。八王子市では木造住宅の耐震化についてアドバイスを行う専門家「耐震お助け隊」を無料で派遣しています。
・地元の建築士と施工業者の2名でお宅に伺います。
・これまでに600件近くの相談を受けてきた豊富な知識と経験を活かし、耐震化に関する疑問や不安を解決しています。
※八王子市が、八王子商工会議所に委託して実施しています。
次の要件を満たしていれば、無料で相談できます。
木造で一戸建ての専用住宅または店舗等との併用住宅であること。
八王子市内で、昭和56年5月31日以前に建てられていること(築40年以上)
上記対象住宅を所有し、住んでいる、または住む予定であること。
過去に市の補助金利用による耐震強度1.0以上の耐震改修を実施していないこと。
耐震お助け隊が現地に訪問します。
耐震お助け隊所属事業者一覧
不明な点等は八王子市まちなみ整備部住宅政策課まで問い合せてください。
近年は台風や豪雨などでも、被害を受ける家屋が市内でも多くなっているようです。
まだ何も起こらない平時に、防災用品や家屋の点検をしておきましょう。
また、近くの避難所や災害時給水ステーションなどを、歩いて見に行っておくのもいいですね。
そして離れて住む家族も含め、非常時の行動や避難場所について話をしておいてください。
八王子市内には災害時給水ステーションが19箇所あります。
2023年9月1日限定コンテンツ「LINE安否確認」体験版などを実際にやってみるのもいいですね。
八王子市役所まちなみ整備部住宅政策課はここ↓