【八王子市】それ本当に必要な電話ですか?119番は緊急通報です。1秒1刻を争う事態で使います。119番はサービス業ではありません。
救急車ひっ迫アラート
最近は、救急車の出動に余裕がありません。
東京消防庁によると、都内の119番通報の件数は去年、103万件を超えて過去最高となりました。
今年は8月末の時点で去年の同じ時期と比べて約4万件多い通報が寄せられています
「救急車ひっ迫アラート」とは?
令和5年9月19日(火)9時50分 救急車の出場率が高く、今後も続くことが見込まれるため、救急車を非常編成にしました。
救急車ひっ迫アラートの発令です。
救急車ひっ迫アラート
「救急車ひっ迫アラート」とは、救急要請が増加し、非常用救急小隊の編成が必要となる場合等、救急出場体制のひっ迫度合いを伝えるとともに、救急車の適時・適切な利用を強く訴えかけることを目的としています。
「タクシーで通院しようと思っていましたが、タクシーがつかまりません。救急車をお願いします。」
東京消防庁管内 (稲城市及び島しょ地域を 除く東京都全域) の119番通報は、 最寄りの消防署につながるのではなく、「災害救急情報センター」に つながります。通報を受けた災害救急情報センターは、災害現場近くの消防隊や救急隊に出動を指令します
【119番通報が大変混みあっています】
119番は緊急通報です。
問合せや相談等を119番通報すると本当に必要な緊急通報に対応できなくなる恐れがあります。
不要不急の電話については最後までお話を聞かずに切断する場合があります。
他の緊急通報を優先するための措置ですので、ご理解をお願いします。 pic.twitter.com/a0lzs9GAKL— 東京消防庁 (@Tokyo_Fire_D) September 11, 2023
救急車が行きません。ではなく「最後まで聞かずに電話を切る」という判断をしなければいけないほど、緊急通報がたくさん、緊迫した災害救急情報センターにかかってきている状況です。
緊急性の低い通報が全体の2割
東京消防庁が2022年(令和4年)中に受け付けた119番通報は、103万6645件(速報値)に上り、統計上はじめて100万件を超えました。その中には緊急性のない問合せや、消防に関係のないものが約2割含まれています。 119番通報は緊急のダイヤルです。
不要不急の電話については、ほかの緊急通報の妨げとなりますので、最後までお話しを聞かずに切断する場合があります。
問合せなどは、119番通報ではなく管轄の消防署や、専用のダイヤルに連絡してください。不要不急の通報を減らすことが都民のみなさんの安全安心につながります。ご理解をお願いします。
119番通報がつながりにくい場合は?
つながるまで電話を切らない
火災や事故などの発生時に119番通報をしても、つながりにくい場合がありますが、つながるまで電話を切らないでください。119番通報が急増した場合は、職員を増強し対応しています。
また、回線に負荷をかけないためにも、一人で何台もの電話機を使って119番せずに、1台の電話機のみでかけ続けてください。
消防署・消防出張所に通報をする
119番が繋がらない時は、近くの消防署または消防出張所で対応することができます。なお、普通回線での通話になりますので、通常の通話料金が発生します。(下記消防署や分署、出張所名をクリックして電話番号をご確認ください)
♯7119に寄せられた相談は、医師、看護師、トレーニングを受けた相談員等が電話口で傷病者の状況を聞き取り、「緊急性のある症状なのか」や「すぐに病院を受診する必要性があるか」等を判断します。
相談内容から緊急性が高いと判断された場合は、迅速な救急出動につなぎ、緊急性が高くないと判断された場合は受診可能な医療機関や受診のタイミングについてアドバイスを行います。
また、「体調が悪いけど、どこの病院に行ったらいいか」といった相談に対しても、受診可能な医療機関を紹介します。
こんなときに♯7119
・こんな症状で救急車を呼んでいいのかな…
・具合が悪いけどすぐに病院に行った方がいいかな…
・手遅れになったらどうしよう…
・近所の目が気になるから、救急車を呼ぶのは控えよう…
パソコンやスマホで救急車を呼ぶべきかどうか、教えてくれます。
自ら緊急性の判断ができる「東京版救急受診ガイド」を東京消防庁がホームページ上で提供しています。パソコン、スマートフォン、携帯電話から利用することができます。
119番、救急車を呼ぶ時は本当に必要な時だけ。
電話機の近くに自分の住所や電場番号を書いてある紙を置いておくと、焦っている時にも的確に場所を教えることができます。
もし自分の家に火がついて、助けを呼ぼうと電話をしても、緊急性がない電話のせいで繋がらず、その間に燃え広がってしまったら悲しすぎます。
八王子消防署はここ↓
記事協力:東京消防庁