【八王子市】秋は恩方地区が美しい。小津町の「森の中 ランペット」は元気な時も心が疲れた時も優しい店主が迎えてくれます
人口約200人の八王子の里山「小津(おつ)町」の奥にある「森の中ランペット」は、静かな静かな喫茶店。
ご夫婦で経営する隠れ家的というより、もろ隠れた喫茶店です。
小津町のある恩方地区。明治時代は恩方村と小津村などが合弁して恩方村と称していましたが、昭和30年代には八王子市に編入され、八王子市小津町となりました。
八王子市は自然が多いのですが、特に小津町は風光明媚な恩方地区の中でもきれいな水や木に恵まれた地域です。
小津町の中には、モリアオガエルの道という名の道路もあります。
モリアオガエルは初夏に、水面上にせり出した木の枝や草の上などに泡状の卵を産む綺麗な緑色の小さなカエルです。
澄んだ空気の中、小津町の中にある釣り堀屋さんの池には真っ赤なトンボがたくさん遊びにきていました。
そんな川の流れと風の音しかしない小津町の森の中に喫茶店「森の中ランペット」があります。
仲の良いご夫婦が気持ちよく迎えてくれます。
初めて行ったのに、馴染みのお店のよう。強引では決して無い温かなもてなしに心地良さを感じます。
メニューは意外と多くバラエティーに富んでいます。
コーヒーを注文したら豆を挽くところから丁寧に1杯1杯入れてくれました。
店内には店主のお嬢さんが製作しているアクセサリーが並んでいます。
全て1点500円。アレルギーが出にくいピアスなども置いてあります。
お店の全景はこんな感じ。どんな方がここでお茶をするのか尋ねたところ、近くの力石峠付近で競技自転車を練習する方や、バイクなどでツーリング途中に寄る方が多いとのこと。
リピーターも多いそうです。
陣馬街道などの幹線上にない「森の中ランペット」ですが、一つ一つ丁寧に作ってくれる食事やデザートが思った以上の美味しさで、何度も通うお客さんが多いのも納得です。
コーヒーもなかなかの味ですよ。小津町に行ったらぜひ寄ってみてください。
ハイキングがてら今秋は小津町に出かけてみませんか?
本数の少ないバスの時刻を見たり、地図を見ながら歩いたり。
携帯電話もつながらない場所もある小津町なので、事前シミュレーションも大切です。
八王子市内の小さな旅。恩方地域の秋を楽しんでください。
森の中ランペットはここ↓