【八王子市】そろそろ紅葉も見納めの高尾山ですが、次はダイヤモンド富士が見られます。展望レストランも営業中
紅葉を求めこの時期大勢の人で賑わう高尾山。
2023年12月3日の日曜日に出かけてみました。
この日は高尾山紅葉まつりの最終日ということで大学生によるフラダンスの披露などもあり、高尾山ケーブルカー清滝駅前広場も賑わっていました。
高尾山のふもとのケーブルカー清滝駅前広場の紅葉は、少し茶色みがかってきていますが、まだまだ美しく写真を撮っている人もたくさんいました。
高尾山の1号路の入り口付近は「もう冬になりますよ」と教えてくれているような風情。
こんなに落ち葉を製造する木があるのに、通路にはほとんど枯葉が落ちていないところがすごいですね。毎日お掃除している方に敬意です。
高尾山グルメで満足度が高いと評判の「高尾山展望レストラン」で開催されている「秋の高尾山BBQマウント&ビア・ビュッフェ」は12月10日まで。
八王子ラーメン、石窯焼きピザ、サラダなどのほか、冷えた体を温めてくれる鍋バイキング、芋煮、シチューなど嬉しい料理と、ビールや日本酒、ソフトドリンクなど多種の飲み物が食べ放題飲み放題で楽しめます。
12月の営業時間は少し短めの11:00〜16:30です。
気軽に山とグルメを楽しみたい方は、ふもとからケーブルカーに乗り山頂駅を降りたら、目の前にある展望レストランへGO!眼下に広がる景色と料理に舌鼓を打ち、帰りもケーブルカーに乗れば登山靴いらずの「なんちゃって登山」が楽しめます。
この道は旧甲州街道から蛇滝口バス停を降りて、高尾山の水行道場の一つ「蛇滝」に続く場所です。この時期はとても辛そうな滝修行ですが、一般の方も受け付けているようですのでご希望の方はこちらから申し込んでください。
「体力に自信のない方、持病をお持ちの方はご遠慮下さい」とのことです。
この道沿いには小さな滝がありました。日陰の裏高尾は気温も低く、滝を見ただけで寒くなったのですぐに引き返しました。
ここは旧甲州街道を走る京王バスの終点「小仏(こぼとけ)」
バスの中から重装備の登山客に混じり、スーツにハイヒールやミニスカート、半袖Tシャツの男女が外国語を大きな声で話しながら降りてきました。
バスを降りるとこのような山道が小仏峠入り口まで続きます。
途中に景信山へ最短で行ける登山道もありますが、木の根が出ている階段状の道が多いため、のんびり景信山へ登りたい方はこの先の小仏峠入り口から登った方がいいかもしれません。
旧甲州街道の小仏峠入り口に行く途中のつづらおりの道路には、目にうれしい紅葉が!
まるで日光のいろは坂のようではありませんか。
時間は午前11時ごろ。暖かな陽射しに照らされてうっとりする景色です。
今回はこの小仏峠入り口までしか行きませんでしたが、景信山や陣馬山に向かう登山客が大勢いました。ちなみにこの大きなもみじの木はまだ青い葉が多く、来週くらいまで紅葉が楽しめそうです。
平日は空いている駐車スペースも、この日曜日は満杯で、引き返す車も多かったです。
四季折々の横顔を見せてくれる高尾山。
半日でも十分楽しめる山なので、折を見て登ってみて下さいね。
紅葉が終わると「高尾山冬そば」や「高尾山から見るダイヤモンド富士」などの季節になります。
今年も高尾山頂付近から『ダイヤモンド富士』が見られる期間、ケーブルカーの延長運転もあります。
また、ケーブルカーのヘッドマークも「ダイヤモンド富士号」と「Mt.FUJI号」に変更して、2023年12月9日(土)から24日(日)まで運行します。
ケーブルカー延長運転期間
2023年12月16日(土)〜 24日(日)までの9日間
終発18時まで運転します。
※雨天時は、ケーブルカーの延長運転が中止となり、通常営業となります。
なお、通常営業(12月)は、終発17時15分(土休日17時30分)となります。
ダイヤモンド富士について
ダイヤモンド富士・・・富士山の真上に夕日が沈み、その様子がダイヤモンドのように見える事から
このように呼ばれており、高尾山では、毎年冬至の時期に見ることができます。
◆参観場所・・・高尾山頂(ケーブルカー高尾山駅から徒歩約40分位)
もみじ台(高尾山山頂より徒歩約5分)
◆日没時間・・・16時00分頃〜16時15分頃
自動車で行ける旧甲州街道最終地、小仏峠の入り口駐車場はここ↓
取材協力:高尾登山電鉄