初詣でにぎわう八王子の子安神社で、福がいっぱいの初こんぴら祭りが開催されます。

商売繁盛・開運厄除などの様々なご利益などで有名な金刀比羅神社は「こんぴら様」の愛称で古くから日本人に愛されおり、香川県の金刀比羅宮をはじめ、全国に約５００社ものお社があります。
子安神社のご社殿の裏側にも金刀比羅神社が鎮座しており、創建は江戸時代にさかのぼり、多くの崇敬を集めてきました。

初こんぴら祭はこの金刀比羅神社の縁日で、子安神社のお祭は２００年以上の歴史を持ちます。
境内にはお囃子の音色が鳴り響き、福を授ける「福娘」たちがお守や福笹を授与します。
またダルマ市も盛況で、大小さまざまなダルマが店頭に並びます。

●日　時　

令和６年（開催期間　2日間）
1月 9日（火）、10日（水）　・時間　9：00～17：00頃

『餅撒きの時間』は以下の通り
1月 9日（火）・10日（水）2日間とも
　○　１回目　１１:００～
　○　２回目　１５:００～
※餅撒きしている所要時間：約１０分程度 

開運の餅撒き

福を振りまく巫女である 福娘たち。

その福娘が神楽殿の舞台 から『餅』を撒きます。毎年、 多くの参拝者がこの餅を求めて集まります。

こんぴら様のご利益でもある開運・厄除けの餅。餅を受取った方は、この餅を食し、ご利益をいただいてください。

福笹

「福笹」。 福娘が授与する縁起物の生命力の象徴である笹に、お札や縁起物(吉兆) をつけてご自宅や会社などにお祭りするものです。商売繁盛・開運厄除けのこんぴら様の福笹に、縁起物を付けることにより、様々なご利益を 受けられます。

縁起物というと関東地方で は酉の市の熊手が有名ですが、関西では恵比寿様を祀る 神社などで福娘が授与する福笹が信仰を集めています。

ダルマがいっぱい

神社の境内にはダル マ屋さんが並びます。よく見かけるダルマから、カラフルなもの、更にお獅子なども販売されています。

ダルマを購入したら 『目』を描く

①ダルマの左目に目を描く

②願いが成就したら右目を描く※所説あります。

お獅子に噛まれよう

神楽殿ではお囃子団体『東雲会(しののめかい)』による華麗で優美なお囃子の音色が響き渡ります。

また、お囃子に合わせて獅子舞が踊り、そのお獅子に噛まれようと多くの参拝者が列をなします。 お獅子に噛まれると魔除けや厄除けのご利益があると言われています。

是非怖がらずに、かまれてくださいね。

子安神社は天平宝字三年(759年）に橘右京少輔という者が時の天皇のお后さまの安産祈願のために創建したと伝えられています。ご祭神は「木花開耶姫命」であり、神話において、自ら火を放った産屋で無事に出産した神様として知られています。
それ故、今日まで子安神社は安産の神社として崇敬を集めています。戌の日には多くの妊婦さんが訪れます。

八王子っ子を健やかに安全に守っている子安神社。幼い頃から親に連れられてお参りしている子も多い神社です。

子安神社はここ↓

記事協力：子安神社

前の記事へ

記事一覧へ

次の記事へ