【八王子市】寒かったり暑かったり。今年の気候は予想しずらい感じだけど、カエルの卵やふきのとうなど春の気配が出てきています
高尾山では2024年2月23日にも木々が真っ白になるような雪が降ったそうですが、2月5日の甲州街道を通行止めにした大雪には驚きましたね。しかし寒い日ばかりではなく初夏のような気温の日もあり、今年の冬は寒暖差が激しく体調を崩す人も多いようです。。
2024年1月25日には最低気温マイナス6.3度を記録しましたが、2月20日には最高気温23.3度を出すなど(気象庁データより)、毎日明日は何を着たら良いのかわからないような今年の冬ですが、八王子市内には春がやってきているようです。
ヤマアカガエルの産卵の季節になりました。暖かかった昨日は、産卵のために冬眠から目覚めたカエルが池にたくさんいましたが、今朝は寒くてカエルの姿はありませんでした。卵塊は丸く、3~6月頃にオタマジャクシが見られます。なお、産卵後は4月末頃まで再び冬眠します。 #都立公園 #カエル #SDGs pic.twitter.com/AI8HVkx943
— 都立小山内裏公園 (@ParksOyamadairi) February 17, 2024
カエルは産卵してから、また眠りにつくとは知りませんでした。
カエルといえば、高尾駒木野庭園にモリアオガエルが生息していて、初夏には観察会を行うこともあるそうです。庭園の横を流れる小仏川にはカジカガエルも生息。
モリアオガエルは日本固有の希少種として、カジカガエルは美しい鳴き声を聞くことができます。
今の時期の蓮池には、ツチガエルの卵も見られるそうです。
駒木野庭園では今、梅の花が咲いています。庭園のさらに奥にある高尾梅郷梅まつりで有名な木下沢梅林開放は、3月2日~17日。小仏地区の春は少し遅くにやってきますが、ちらほらと開花し出した梅の木もでてきました。
八王子市散田町にある真覚寺の「心字池」は、小比企丘陵の北側斜面からしみ出した湧水によって潤っています。
真覚寺庭園の心字池には、かつて産卵の為に集まった雌蛙を求めて、たくさんの雄蛙が争う様子が見られ、「かわず合戦」と呼ばれていました。
江戸時代もこのかわず合戦は有名で遠方から訪れる人もいたようです。
この蛙はヒキガエルで、境内には延享2年(1745年)の芭蕉翁蛙塚碑があります。
昭和37年に「蛙の生態および繁殖地」として市指定天然記念物に指定されていましたが、蛙の数が減ってしまったことから、現在は「真覚寺蛙合戦の旧地」として市指定史跡になっています。
3月の半ば過ぎには、カエルの置物がたくさん置いてある八王子市初沢町の大光寺で見事なしだれ桜が咲き出します。今はまだ固い蕾をしっかりと閉じていますが、京王線高尾駅からも徒歩3分くらいで着きますので(京王線のホームからもよく見えます)開花したらぜひ見に行って下さい。
大光寺では生垣に椿の花が咲き始めています。3月になると1本の木に色とりどりの花がつく「五色の椿」が咲きだします。
天気:曇り 気温:8℃ 富士山展望:✕
昨日に引き続き、小さい春み~つけたっ♪
山頂に #フキノトウ が顔を出していました。
春を代表する山菜のひとつで、フキの花の蕾を「フキノトウ」といいます。
春の訪れを感じますね~#高尾山 #高尾ビジターセンター pic.twitter.com/LB7rQzhSYg— 高尾ビジターセンター【公式】 (@takaovc) February 18, 2024
高尾山ではふきのとうが出始めたそうです。
ふきのとうは町中の公園などでも生えていることが多いので、お散歩をする時は探してみるのもいいですね。
そして最近の天候で凄かったのは2024年2月20日早朝の濃霧。
八王子駅方向から西の山々を見ると真っ白く覆われていました。
高尾山では雲海が見られたそうで、高尾山ケーブルカーのXでは見事な動画が投稿されています。
霧と雲の違いは地面に接しているものが霧で、浮いているのが雲だとか。
このように見事な雲海は高尾山で働いている方でも滅多に見られないそう。
日に日に春が近づいてきているようなので、皆さんもスニーカーを履いて八王子市内の公園や恩方や高尾の山などにお出かけください。
都立小山内裏公園はここ↓