2024年3月10日（日）は高尾山薬王院火渡り祭が行われます。

この火渡り祭は高尾山の山伏の水の行・火の行の荒行のうち、火の行を一般公開したものです。
山伏が諸願成就を祈りながら火の上を歩くところがクライマックスで、信者のほか、一般の方も修験者に続き火を渡ることができます。

火渡り祭の会場は、京王線高尾山口駅から徒歩5分ほどの自動車祈祷殿広場。

燃え盛る炎に高尾山の山伏 (修験者)が世界平和・身上安全・息災延命などを祈願しながら火の上を渡る高尾山修験道の一大イベントです。

火渡り祭の会場には四方に真竹、幣束が付けられた注連縄を張った柴燈護摩壇が設られ、御本尊・飯縄大権現様の功徳を顕すお壇木や御本尊飯縄大権現様の御手にあたる撫で木が大きな炎に炙られます。

火渡り祭は遠く離れて見学していても、燃え盛る炎の暑さが感じられ迫力満点。

天にまで届きそうな炎に山伏たちが手桶で水をかけます。魔を振りはらう作法だそう。

その後まだ炎が燃えている祈祷殿広場を修練の功を積んだ山伏が火渡りします。続いて一般の方も渡ることができます。

燃える火の中をホラ貝をふきながら素足で渡る山伏の姿が見所です。

この迫力ある火渡り祭は御護摩（浄火により災厄をはらう火の行）をすることにより、世界平和、息災 延命、災厄消除、交通安全、身上安全な どを祈願します。

例年約1万人の見物客でにぎわうこのお祭りは、八王子八十八景まつり・行事の景に選ばれています。

当日高尾山麓の会場まで行かれない方は、八王子駅のセレオ八王子2階に設けられた受付所で、撫で木を納めることができます。

参加方法は200円を設置されている箱に入れてから撫で木を取り、年齢と名前を表面に、裏面に願い事を書いて置き場において下さい。

「なむいづなだいごんげん」と念じながら、特に身体に病を生じている場合には、撫で木でその患部をなでさする事により、御本尊様よりお加持を賜わり、病魔を滅するご加護をいただけるということです。

セレオ八王子での撫で木の受付は3月9日(土)まで。

セレオで申し込まれた撫で木は、3月10日（日）に火渡り祭の紫燈大護摩供の護摩木として
願いを成就すべく火中に投じられます。

かなえたい夢や体の痛い場所や具合の悪いところがある方は、ぜひセレオ八王子で撫で木に記入して下さいね。

●高尾山薬王院火渡り祭

2024年3月10日（日）

受付時間12時00分~12時50分 火渡り:13時から16時頃まで<小雨決行>

ただし、災害・荒天の場合は中止となる場合があります。

高尾山薬王院自動車祈禱殿広場はここ↓

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