【八王子市】400年前に現代に通じる八王子を作った男、大久保長安の「まちづくり連続歴史講座」が始まります
NHKの人気テレビ番組「ブラタモリ」でタモリさんも感心しきりだった大名、大久保長安の「まちづくり連続歴史講座」が開講される運びとなりました。
全6回で、八王子のディープな歴史を学べる内容となっています。
下記のチラシをご確認のうえ、どしどしご応募ください。
八王子の町の基礎を作ったと言われている大久保長安の業績をなぞりながら、八王子の町そのものの成り立ちも学べます。
講師は鈴木泰氏。
鈴木泰氏は大久保長安の会会長。ブラタモリ収録時には、歴史好きのタモリさんを大久保長安の遺構に案内し番組を大いに盛り上げた、大久保長安研究の第一人者です。
【開催概要】
第1回 「八王子のはじまり」 2024年8月9日(金)
第2回 「広園寺と長井氏」 2024年9月13日(金)
第3回 「高尾山の中興開山と長井氏」 2024年11月8日(金)
第4回 「大久保長安の町立ての特徴」 2024年12月6日(金)
第5回 「奈良と長安」 2025年1月17日(金)
第6回 「関が原の合戦と長安」 2024年 2月14日(金)
各回とも金曜日の14時からなので、お時間が合わない方には、YouTubeでの見逃し配信を設定する予定です。(同時配信はありません)
講座から1週間以内に、YouTubeにて限定公開の予定です。
視聴をご希望の方はお知らせください。
開催場所:産千代稲荷神社(うぶちよいなりじんじゃ)内 大久保長安記念館
(JR八王子駅徒歩20分。バス停「織物組合」徒歩5分。駐車場はありません)
資料代:1講座1000円(当日支払い) ※6講座5000円
対象:八王子の歴史に興味のある方ならどなたでも
定員:30名(先着、8月1日までにお申込み下さい)
八王子を整備した大久保長安
小門宿(現小門町)には、代官頭大久保長安の陣屋が設けられ、関東十八代官を指揮して、八王子だけでなく関東幕領の統治を行いました。陣屋には牢屋もあり、警察の役割も果たしました。産千代稲荷神社がその跡地といわれています。また、長安は交通網を整備し、一里塚を設けたともいわれています。甲州道中の一里塚のうち、新町の竹の花公園に竹の鼻一里塚跡が残っています。そのほか、治水事業も手掛け、度々氾濫して大きな被害を出していた浅川には堤防が築かれました。この堤防は、千人町・日吉町から新町の辺りまで続く大規模なものでした。大久保長安の官途「石見守」にちなんで「石見土手」としてその一部が残されています。(八王子宿と千人同心より)
産千代稲荷神社はここ↓
記事協力:大久保長安の会