【八王子市】セブンでぶどう栽培!今年も八王子産のシャインマスカットや藤みのりの収穫が始まりました
北野街道沿いにある駐車場付きの大きな「セブンイレブン館町店」では、店主が育てて店主が直売するぶどうの販売が始まっています。
毎年8月下旬からセブンイレブン館町店を経営する黒沢さんが、1年間、剪定や芽かき、誘引、間引き、袋かけなど、手間暇かけて育て上げたぶどうが次々と食べ頃になって店頭に並びます。
自身が美味しいぶどうが食べたいという思いから、25年ほど前から栽培を始め、ぶどうの本場山梨の農家に研修に行ったり研究を重ねたりしながら、自らぶどう栽培に情熱を注いできました。
ぶどう畑はセブンイレブン館町店のすぐ横にあります。
お店の駐車場からも眺められるところにあるので、店舗経営しながら手間のかかるぶどう栽培にも力を注げるそうです。
現在はシャインマスカットと、藤みのり、クイーンニーナの三品種を栽培しています。
こちらがぶどう農園主兼セブンイレブン館町店オーナーの黒沢さんです。
ハクビシンや台風の影響もありましたが、今年も大粒の葡萄がたわわに実りました。
毎朝食べ頃になった房だけを選りすぐり店頭に出します。
新鮮で味の濃いぶどうを購入するためにだけに、毎年遠くから買いに来るお客さんも多いそう。
こちらが八王子館町産の「シャインマスカット」
糖度は18~20度ほどと高く、酸味は控えめです。しまりのある果肉は果汁が豊富で、柔らかなマスカットの芳香を放ちます。皮も薄いので剥かずにそのまま食べられます。
こちらは比較的新しい品種の「クイーンニーナ」
果皮は美しい赤色で大粒のぶどうです。「巨峰」や「ピオーネ」より糖度が高く酸含量も低いうえ、噛み切りやすく硬い肉質で食味は極めて優れているため、高級果物店での取扱が増えている品種です。こちらは収穫が少し遅く、もう少ししたら店頭に並ぶ予定だそうです。
セブンイレブン館町店は今年で開店40周年。セブンイレブン1号店が東京・豊洲にできたのが今から50年前ですので、全国に2万店あまりあるセブンイレブンの中でもかなりの老舗です。
セブンイレブンになる前は長らくタバコや雑貨を販売する「黒沢商店」を同じ場所で営んでいたそう。黒沢商店はなんと大正14年(1925年)創業、来年で100周年だそうです。
地域に根付いている商店は良いですね。おめでとうございます!
セブンイレブン館町店はここ↓