【八王子市】初めてでも安心。「日本遺産特別体験」八王子芸妓のお座敷で、大人の遊びをしてみませんか
ふだんお座敷あそびをする機会はなかなかありませんが、一見さんでも気兼ねなく楽しめる「日本遺産特別体験 八王子芸妓衆 ふれあいお座敷体験」が桑都テラスで開催されます。
女性でも、お一人でも参加できます。
日時 2024年10月14日(月・祝)12~14時頃
会場 桑都テラス(東京都八王子市中町11-8)
参加費 18,000円(玉代、昼食代、お土産代、保険代等)
募集人数 25名(先着順)最少催行人員 10名
申込はこちらから。
※申込締切 10月7日(月)
問合せ先:(公社)八王子観光コンベンション協会
八王子花柳界の歴史
八王子花柳界(かりゅうかい)のはじまりは、江戸時代に甲州街道の宿場町として栄え、明治以降に織物の町として発展していったことにあるとされています。
明治初期に、八王子三業組合(料亭・待合い・置屋)が発足し、花街(かがい)として繁栄していきました。
明治40年頃には、約250名程の芸妓が在籍。
大正時代には、215名の芸妓が在籍。
昭和の戦後には、衣料不足により、八王子の織物産業が好景気となり、織物の業界と共に花柳界も栄え、昭和25年には135名が在籍していたそうでございます。その後、日本の高度経済成長に伴い、外国の文化が沢山入ってくるようになりますと、取り残されてしまった文化になってしまい、昭和40年代を境に芸妓の数は減少していきました。
近年では地域の方々の多大なご協力のお陰で徐々に活気を取り戻し、お座敷だけではなく地域の色々なイベントにも積極的に参加し、技芸を披露しております。(置屋菊よしHPより)
【芸妓さん豆知識】
玉代とは、芸妓をあげて遊ぶための料金のこと。花代と言う場合もあります。
昔、芸妓の卵を「半玉」と言いましたが、それは「玉代が半分の半人前」の意味から付けられたそうです。
芸妓になるには、舞踊、三味線(しゃみせん)、お囃子、唄、などの芸や茶道、行儀作法を修業し、お座敷での振る舞いもきちんとできるようにならなければいけません。芸妓になっても、芸を日々磨きお座敷での振る舞いをさらに洗練させ、お客さんに楽しい時間を提供できるよう、日々努力しています。
現在も中町黒塀通りには情緒あふれる花街があり、芸妓さんが八王子の花柳界を引き継いでいます。
八王子市には、6つの置屋とおよそ13名の芸者がいます。
明治40年より100年以上もの間、今も変わらずに活動を続けています。
【通常の芸妓の依頼方法】
◆宴席:三業組合加盟の料亭(坂福、鮨忠、伊奈喜)に、直接依頼します。
・宴席の日時
・お祝い、同窓会、など、ご宴席の内容(芸妓の踊りの演目などを、準備するために必要)
・予算
・芸妓の人数
などを各料亭に伝え相談してください。
◆宴席:見番に直接相談もできます。
お座敷のマナーは、芸の披露の最中は、箸を置き、飲食もお酌もしないで芸を楽しむのが基本だそう。それ以外に難しいマナーはありませんので、リラックスしてお食事と芸を楽しんでください。
桑都テラスはここ↓
記事協力:(公社)八王子観光コンベンション協会