【八王子市】高齢者の外出や社会参加に積極的に取り組む八王子市が、日本健康会議2024にて『最優秀賞』を受賞しました。
2024年10月30日に開催された「日本健康会議2024」にて、「健康でいられる地域・まちづくり表彰」の官民連分野において、東京都八王子市が『最優秀賞』を受賞しました。
これは八王子市が導入しているスマホアプリ『脳にいいアプリてくポ』を活用したことなどによるものです。
■日本健康会議「健康でいられる地域・まちづくり表彰」概要
高齢者の外出や社会参加につながる自治体の優れた取り組みに対する表彰で、今年度創設されたもので、官民連携・通いの場アプリ活用・まちづくりの3分野の取り組みについて、厚生労働省を通じて全国の自治体から事例を募集しました。
【日本健康会議】:経済界、保険者団体など予防・健康づくりに取り組む関係団体のトップや学識経験者で構成され、健康寿命の延伸と適正な医療費の実現を目指し活動しています。
■受賞内容
八王子市の健康施策『てくポ』が、官民連携分野『最優秀賞』を受賞(他の分野では最優秀賞該当なし)
■『てくポ』~ICT活用×持続可能性で15万人の健康にアプローチ~
2021年より、八王子市とベスプラは『脳にいいアプリ』を活用した健康施策『てくポ』を進めています。高齢者を対象にした実効性のあるフレイル予防に向けて、ICTを活用したセルフマネジメント(介護予防)に着目。
スマートフォンアプリによるポイント制度で「身体活動」「栄養」「社会参加」の習慣化を応援する施策です。現在、約1万人の八王子市民が利用しています。
認知症研究における世界的権威のカロリンスカ研究所が実施した研究をベース(*)に開発された、運動・脳トレーニング・食事の複合的な活動が管理できる完全無料の健康アプリです。
(*)食事指導・運動指導・認知トレーニング・生活スタイル指導などを組み合わせることが、軽度の認知機能障害進行の抑制に有効であることを世界で初めて証明した研究です。
このアプリは2017年にローンチされ、東京都や地方自治体、内閣府ImPACTなど数多くの受賞歴があります。脳にいいアプリ効果研究論文
■自治体向け健康推進「脳にいいアプリ×健康ポイントサービス」
『脳にいいアプリ×健康ポイントサービス』は、自治体の健康促進と商業活性化を目的としたサービスです。脳にいいアプリにて歩行やバイタル管理などの健康活動に加えて、ボランティアなどの社会参加を行うと、健康ポイントが貰え、獲得したポイントは『地域ポイント』や『PayPayポイント』などに変換可能となり、自治体市民の健康と地域経済を盛り上げる画期的なサービスです。
※このサービスは、全国で20以上の自治体に導入されていて、主に、自治体の健康ポイントや介護予防ポイント、ボランティアポイントのデジタル化に活用されています。(導入自治体一部:東京都八王子市、東京都渋谷区、埼玉県越谷市、山形県寒河江市、群馬県太田市、愛媛県松山市、高知県南国市、宮崎県都農町、鹿児島県大和村、神奈川県伊勢原市、広島県廿日市市、広島県三原市、栃木県矢板市、兵庫県姫路市、和歌山県海南市など)
↓アプリの使い方、ポイントの貯め方などはこちらの記事でご確認ください。
【八王子市】歩いたり脳トレするだけでPayPayポイントも貯まっちゃう「てくポ」が4月から60歳以上で使えるようになりましたよ
現在約15万人の高齢者が暮らす八王子市では、認知機能や気力の低下、生活習慣病の重症化などにより思い描いていた老後の健康生活を維持できない方もいらっしゃいます。
自分はまだ大丈夫と思えるうちからてくポなどをうまく利用して、楽しくお得に健康を保つことが肝心かもしれませんね。
八王子市役所はここ↓