【八王子市】京王線はより安全に!長沼駅・京王片倉駅・山田駅・狭間駅の4駅で最新のAI画像解析を導入

~新たな時代に向けDXを活用した乗客への安全・安心向上の実現へ~

京王電鉄では、駅構内での危険リスクを早期発見、迅速かつ適切に対応することで、事件や事故の未然防止を図るため、八王子市内の4駅で最新のAI画像解析を導入しました。

京王線

京王電鉄は、2025年6月9日(月)から、DXを通じたオペレーションの業務改革の施策として、八王子市内にある京王線長沼駅・京王片倉駅・山田駅・狭間駅の4駅において、駅構内の保安体制強化に向けたAI画像解析技術の試験導入を開始したそうです。

京王電鉄
これは、現在駅構内に設置されている防犯カメラと、AI画像解析システムを連携させて、転倒・不審物の置き去りなどの異常行動や不審行動をAIによりリアルタイムに検知するとともに、白杖・車いすを利用した乗客への適切な案内への活用にも繋げていくそうです。
AI画像解析技術によって常時監視を行い、トラブルを早期に発見し、事故や輸送障害などの未然防止・被害軽減および保安体制の強化を目指しています。

また、乗客が案内を必要とする際やトラブル発生時に迅速に現地に駆けつけ対応を行うことで、サービスの向上を図り、安全・安心な駅環境整備を実現してくれるようになりそうです。

京王電鉄
1.AI画像解析技術の試験導入について
(1)概 要
現在駅構内に設置されている防犯カメラを、AI画像解析システム「VACSシステム」と連携させることで、白杖・車いすを利用の乗客や転倒・不審物の置き去りなどをリアルタイムに検知することが可能となります。このシステムの導入により保安体制を強化し、サービスおよび安全・安心の向上を目指します。
(2)運用開始日
6月9日(月)4:20~
(3)導入場所・検知対象
導入場所:長沼駅・京王片倉駅・山田駅・狭間駅
 検知対象:白杖・車いすを利用の乗客や転倒・不審物の置き去りなど

3.その他
本試験導入で活用するカメラ映像は、「京王グループ個人情報保護方針」および「京王電鉄個人情報保護方針」に基づき、個人情報等の取扱いについて適切かつ厳重に管理を行い、本試験導入の利用目的(AI画像解析システムと連携させ、白杖・車いすをご利用の乗客や転倒などをリアルタイムに検知して、保安体制を強化し、サービスおよび安全・安心の向上をすること)の範囲のみで使用します。また、顔画像の抽出や顔認証等の個人を特定する分析や解析は行いません。

京王電鉄

【参考1】AI画像解析システム「VACSシステム」について
セントラル警備保障株式会社の提供するシステムで、駅の防犯カメラと接続したAIが異常を検知し、検知画像を自動で画像センターに送信、監視員が画像を確認します。検知画像から異常を確認した場合、内容に応じてパトロール員が現地に駆けつけ、並行して駅係員に連絡を行います。

<VACSシステムの特長>
①特定の異常をAIが自動的に検知。従来の駅による防犯カメラの常時監視が不要となり、異常の早期発見が可能。
②駅既設のカメラを活用して画像解析が可能。
③AIが検知した際は、画像センターにて映像を確認。AIと人が融合した対応のため、高精度且つ迅速に対応要否の判別が可能となります。

京王電鉄

京王電鉄では駅構内の安全とセキュリティの向上を図るため、リアルタイム伝送機能付き「ホーム上防犯カメラ」を全駅に設置しています。また、警備員による列車や駅構内の巡回をしています。

テロ・暴漢への抑止力や非常時の早期情報把握を目的として、一部の警備員にはウェアラブルカメラを装着しているそうです。

京王電鉄はホーム安全対策運転保安設備に力を入れ、乗客の安全を第一に運行しているので安心して毎日の足として乗れますね。

京王線長沼駅はここ↓

記事協力:京王電鉄

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