【八王子市】普段は立入できない動植物保全地域「サンクチュアリ」見学ツアー、参加者募集中

【7月12日(土) ・小山内裏公園(おやまだいりこうえん)】

希少植物の保全活動を体験できる「プレミアムサンクチュアリツアー」を開催

小山内裏公園

じっくり観察してみてね 画像はプレスリリースより

小山内裏公園では、通常は立入を制限している動植物保全地域「サンクチュアリ」を見学できる「プレミアムサンクチュアリツアー」を7月12日(土)に開催します。

 市街地にありながら豊かな自然が残る小山内裏公園。今では稀少になった動植物が生育する豊かな自然を次世代に残そうと、園内に4つのサンクチュアリが設けられています。

小山内裏公園

 このイベントでは、東京都の絶滅危惧種に指定されている「ミズニラ」の保全作業を体験できます。
 ミズニラは丘陵地や低山地の谷間の湿地、湿田で育つ植物ですが、丘陵地帯の開発や耕作放棄による湿田の乾燥化などにより個体数が減少傾向にあるそう。
小山内裏公園ではこの希少なミズニラがほかの競合植物にその生育地を奪われないよう、除草や湿潤環境の維持など定期的な保全作業を行っていて、この保全作業を参加者の皆さんも一緒に体験できるツアーです。
小山内裏公園
また、このツアーは絶滅危惧種のキイトトンボやゲンジボタルの保全を行っている地区を丘陵地レンジャーの解説を交えながら散策することで、希少植物が10年後、20年後にも変わらず存在し続けられるための取組について知る絶好の機会となっています。
この夏、ご家族やご友人と一緒に身近な自然を守ることの大切さについて考えてみませんか。

丘陵地レンジャーとは
丘陵地レンジャーは、多摩丘陵地の都立公園各サービスセンターに常駐し、希少動植物の保全・保護活動や解説業務に携わっています。

公園で出会える生きものたち

小山内裏公園

キイトトンボのペア 画像はプレスリリースより

小山内裏公園

ナミルリモンハナバチ 画像はプレスリリースより

小山内裏公園

ヤマユリ 画像はプレスリリースより

小山内裏公園

絶滅危惧種のミズニラ 画像はプレスリリースより

≪開催概要≫
■日程
2025年7月12日(土) 9:30~12:00
小雨決行、荒天の場合は7月19日(土)に延期。19日も荒天の場合は中止。

※延期の場合および荒天により中止する場合は、前日17:00に小山内裏公園公式X(旧Twitter)のほか、応募時にご記入いただいた連絡先にお知らせします。
■集合
小山内裏公園パークセンター 里山デッキ

※当日は9:20までにパークセンター入口にて受付をお済ませください。
■場所
小山内裏公園(町田市小山ヶ丘4-4)
大田切北サンクチュアリ、ビオトープ

※当日の進行状況によって、コースは変更になる場合があります。
■講師
小山内裏公園丘陵地レンジャー:髙橋 氏
■対象
小学3年生以上(※小学生は保護者の方と一緒にご参加ください)
■参加費
500円(ひとりあたり。保護者の方も参加費が必要です)
※釣り銭のないようにお願いします。
■定員
20人(先着順・定員に達し次第締切。保護者の方も人数に含まれます)
■服装
動きやすい服装(長そで・長ズボン、靴、帽子)
※足場が悪い箇所があるため、トレッキングシューズ等滑りにくい靴や履きなれた靴をお勧めします。
■持ち物
飲み物、雨具(カッパ)、タオル、虫よけスプレー

申込方法
申し込みWebサイトにてお申込みください。

その他
うがい、手洗い等の基本的な感染症予防対策にご協力ください。

小山内裏公園

画像はプレスリリースより

小山内裏公園について
小山内裏公園は、多摩丘陵の骨格をなす主稜線上に位置し、北側は多摩川の支流大田川の源流部にあたり、現在でも湧水豊かな谷戸地形が良好な姿で保存されています。
また公園の大部分は、多摩丘陵に特徴的な雑木林で覆われており、谷戸部分の湿性草地とともに良好な植生が維持され、多様な動植物が生息しています。

アクセス
●京王相模原線 多摩境駅から徒歩 約10分
●京王相模原線 南大沢駅から京王バス 南大沢五丁目循環に乗り『南大沢学園前』下車 徒歩1分
※駐車場台数に限りがありますので、公共の交通機関をご利用ください。

開催日はちょうど八王子市の花「ヤマユリ」が咲き誇る頃。大きな花と芳香にもうっとりしてください。

小山内裏公園はここ↓

・プレスリリース

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