【八王子市】災害時にはスマホの充電スポットに変身する未来の街路灯が交通公園などに立っています
「環境に良いことしかやらない会社」が生み出した技術の結晶。
それが電線が無い場所でも街を照らすことができるMIRAI-LABOが発明した自律式街路灯です。
この街路灯はTHE REBORN LIGHT smartという名で、太陽光パネルと電気自動車(Electric Vehicle)の使用済みバッテリーを用いて、”完全自律”し、周囲が停電になっても、明かりを絶やすことが無いだけでなく災害時には『スマートフォンの充電スポット』に変身し被災者を助ける役目も果たします。
設置時の費用や利便性にも着目。
電線を引く必要がないため、設置・メンテナンスのコストは通常の街路灯よりも低く抑えられます。
“災害に強い”だけでなく”経済的合理性もある”というのが、この街路灯「THE REBORN LIGHT smart」の最大の強みなのです。
そんな世界唯一の特許技術を開発したMIRAI-LABO株式会社は「環境に良いことしかやらない会社」をスローガンにし、今回、そのメッセージがAPEC(アジア太平洋経済協力会議)を通じて21の国と地域に届きました。
THE REBORN LIGHT smartは、災害に強い「強靭な国づくり、地域づくり」を標榜する、ジャパン・レジリエンス・アワード 国土強靱化大賞“最優秀賞”も受賞しました。
MIRAI-LABO本社のある八王子市には、全国に先駆け東浅川交通公園をはじめ、数台が設置済みです。
すでに導入が進んでいる八王子市では、この技術が”机上の空論”ではないことを示す場所としても注目を集めているそう。
ミライラボでは今後も、『安価で災害に強い』をキーフレーズとして、”THE REBORN LIGHT smart”を導入する自治体・民間企業を積極的に増やしていく予定だそうです。
興味のある企業は未来ラボに連絡してくださいね。
“THE REBORN LIGHT smart”は『更なる付加価値』も
八王子市に設置されている『THE REBORN LIGHT smart』
そもそも、この製品が『災害時にスマホの充電スポットになる』仕組みは、ミライラボが持つ独自の特許技術である『消費電力の少ないライト』が組み込まれていて”街路灯の中に電気が余る状態”になることから実現出来たものだそう。
これを応用する仕組みとして、例えば街路灯の電源にカメラを接続し学校などの防犯に役立てるほか、スピーカーを接続し、地域の害獣対策としても活用が見込まれます。
また、電子ピアノを接続すれば、その土地を芸術で豊かにするストリートピアノの設置も可能で使い道も夢が広がります。
また、道路面や地面に敷設できる太陽光発電パネル「Solar Mobiway」と、中古電気自動車(EV)から排出されたバッテリーを再利用するEVリパーパス蓄電池を組み合わせた「自律型エネルギーインフラAIR(Autonomous Intelligent Road)」も東浅川交通公園には設置済みです。
太陽光を使ったCO2削減は地球温暖化を止めるためにも有効な手段です。八王子の今年の暑さを肌で感じると、環境に良いことしかやらない会社ミライラボを応援したくなりますね。
東浅川交通公園はここ↓