【八王子市】クマに出会ったらどうする?無料で入れる科学館「多摩森林科学園」でクマに関する特別展示が始まります
今年も八王子市内で目撃されたツキノワグマ。
いつ遭遇するかわからないけど、クマのことをもっと知ってみませんか?
桜保存林でお馴染みの「多摩森林科学園」では、野生動物としてのクマの生態や人とのかかわりを、写真・原画・標本・体験展示で立体的に紹介する企画展「クマ ― かわいい? こわい? ― “知る”という選択」を開催します。
子どもから大人まで、“楽しく知ることができる”プログラムが多数用意されます。

画像はプレスリリースより
■開催概要
企画展「クマ ― かわいい? こわい? ― “知る”という選択」
会期 :令和7年(2025年)9月17日(水)~11月30日(日)
会場 :森林総合研究所 多摩森林科学園「森の科学館」
料金 :森の科学館(本企画展会場)は無料
※ サクラ保存林・樹木園など植物園エリアの見学は別途入園料が必要です。(小人〔高校生以下〕無料/大人200円)
主催 :森林総合研究所 多摩森林科学園
協力 :ミュージアムパーク茨城県自然博物館・NPO法人信州ツキノワグマ研究会
アクセス:JR高尾駅北口から徒歩10分(公共交通機関をご利用ください)

画像はプレスリリースより
■展示の見どころ
【写真・原画・標本で“クマの素顔”に迫る】
野生動物写真家・佐藤嘉宏氏の写真、柏木牧子氏の絵本原画、さらに全身骨格標本や毛皮・足型など“さわれる”、“動かせる”展示もあります。
木材がふんだんに使われた館内はまるで森の中のような雰囲気。1点1点丁寧に作られた標本や触れる展示がたくさんあり、大人も子どもも楽しめます。
【解説パネルで知る】
・食べものと消化のリアル
・拡がる分布、ゆらぐ境界
【関連イベント(無料・事前申込制/先着順)】
<体験プログラム「ことばであそぶ、クマとまなぶ」>
・ツキノワグマかるた、かみしばい、クマクイズスタンプラリー
開催日:10月4日(土)、11月1日(土)、11月22日(土)
(各日10:00~/14:00~)

画像はプレスリリースより
<クマ講座>
・クマを知る、という選択
森林総合研究所多摩森林科学園 岡 輝樹さん
・東京都にもクマがいる!? どうして街にクマがでる?
森林総合研究所東北支所 大西 尚樹さん
・~森に生きる~ ツキノワグマの暮らし
野生動物写真家 佐藤 嘉宏さん
開催日:10月25日(土) 13:00~16:00
【申込方法】
企画展特設ページからお申し込みください(先着順)。

画像提供:東京都環境局
近年、全国的にツキノワグマの住宅地周辺での出没が増加しています。
特に秋季は冬眠に備え、食べ物を求めて最も活動的になり、エサとなるドングリ類の他に、柿や栗を求めて人間が生活するエリアの周辺に出没する可能性もあります。
クマの目撃情報が確認できる東京都ツキノワグマ目撃等情報マップ ~TOKYOくまっぷ~を見てください。
八王子市内においても、目撃情報等が多数あるので、ツキノワグマとの遭遇を避けるために、果樹をなりっぱなしにせず収穫を早めにしたり、クマを誘き寄せる匂いのする生ゴミや塗料の有機溶剤を出しっぱなしにせず、家の近くの藪を刈るなどして被害を未然に防ぎましょう。
また、早朝と夕方の薄暗い時間帯の外出や山登りは危険です。山林やヤブの近くは注意しましょう。
鈴やラジオなどで音を出して、自分の存在をクマに知らせましょう。
多摩森林科学園はここ↓