【八王子市】大和田の街中畑がおもしろい!本気の野菜に出会える白いテント

小城ファーム

近くに国道16号と国道20号が走る街中、大和田の北原国際病院の近くに、おしゃれな白いテントが目印の、畑に直結した野菜直売所ができました。

このスタイリッシュなお店は「オギプロファーム」という、広告代理店も経営している会社が手掛け、主に江戸東京野菜をはじめとした固定種の野菜を中心に、農薬や化学肥料を使わずに八王子で生産した野菜を並べています。

現在市場で出回る野菜のほとんどはF1種という種から作られ、形も大きさも収穫時期も揃う大量流通に適したものですが、この直売所では、固定種と呼ばれる昭和30年代まで主流だった、その土地の風土や気候に合った種を使用し、無農薬で化学肥料を使わずに野菜を育てています。

固定種の野菜はその野菜の持つ味や特徴が濃く出る特徴があると言われる反面、同時に種を撒いても作物の生産時期が揃わず、形や大きさにばらつきが出てしまうため、スーパーなどの流通に乗せることは難しく、次第に生産する農家も減ってしまいました。

小城ファーム福島さん

この畑で汗を流しているのは、八王子をはじめ多摩地域で江戸東京野菜を次世代につなげるために普及活動も行っている、小城プロデュースを経営する福島さん。無農薬で育てる野菜は虫にも大人気なのか狙われてしまいますが、ネットを掛けるなど手間隙かけて大切に育てています。

小城ファームメニュー

取材時に売り場に並べられていたのは、東京都の卸売市場には、あまり取り扱いがないと言われる「山東菜」、江戸東京野菜の「金町コカブ」、今が旬の「びわ」など。福島さんは調理の仕方も丁寧に教えてくれるので、初めて知る野菜も安心して購入できます。

私も山東菜を購入し、シンプルにお浸しにして だし醤油で食べてみましたが、ふわっと菜っ葉の香がして、いくらでも食べられるくらい美味しかったです。自分の住んでいる土地で育った、新鮮な野菜を味わえる幸せを満喫できました。

これからの営業日時は6月16日(火)【午後】、6月17日(水)【午前】、6月18日〜6月21日【午後】です。時間は、午前は10時から12時、午後は14時30分から18時30分を予定しています。

*農作業の関係で、当日予定時間に変更がある場合があります

Feet and head

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