【八王子市】おとりさま!市守神社で、11月2日(月)に一の酉が開催されます。
市守神社は2020年11月2日(月)に一の酉を開催します。
天正18年(1590年)、八王子城落城後の新しい八王子の宿を整備するにあたって、倉稲魂命(うがのみたまのみこと)を守護神として創建された市守神社。市守稲荷とも呼ばれ、商売繁盛の神として信仰されています。のちに天日鷲神(あまのひわしのみこと)も祀り、現在でも毎年11月の酉の日に商売繁盛を祈願する「お酉さま」が行われています。今年は三の酉まであります。
今年の酉の市は屋台など出店するお店が少なくなるようですが、べったら漬けのお店や焼き栗屋さんなど境内では着々と準備が進められています。
ブルーシートに囲まれた、皆さん楽しみにしている熊手を取り扱うお店屋さんも準備万端です。
来年は良い年になるように、心を込めて手作りされた美しい熊手を手に入れたいですね。
酉の市は江戸時代から盛んになり、来年の商売繁盛や開運招福を願うお祭りへと変化していくなかで、もともと市の一角で農具として売られていた熊手が、いつの間にか縁起物として担がれるようになりました。
指物と呼ばれるおかめ・鯛・千両箱・蕪・亀など縁起の良い物が詰まるように盛り付けられ、見るだけで景気が良く明るい気持ちになります。
今年の酉の市に用意された熊手も、細かいところまで趣向を凝らした、いつまでも見ていたい様な美しいデザインです。おかめさんの笑顔を見ているだけで幸せが訪れそう!
熊手は2〜3000円位の物から20万円くらいのものが主流だそうですが、小さい熊手や、柄のついていない置物タイプの熊手は1000円以下で手に入るかわいいものもあるとのことです。日本の文化を部屋に飾って運気まで良くなるなんて、うれしいじゃないですか!
玄関に向けて、高い位置に飾るのが良しとされていますが、絵画のように飾ったり小さなものならキーホルダーのように身近なものに付けるのも悪くありません。
賑やかな酉の市を彩る熊手。縁起物の指物に込められた願いを授かりにお店を覗いてみてください。マスクの着用や三密を避けての行動もお願いします。
お酉さまの開催される市守神社はここ↓