【八王子市】市民必読の書「これでいいのか八王子市」は核心を突く痛おもしろ本
マイクロマガジン社からとても興味深い本が出ているのをご存知ですか?
この「これでいいのか東京都八王子市」は八王子市民には絶対に読んでもらいたい一冊です!

マイクロマガジン社 「これでいいのか八王子市」より
2007年創刊の「東京都足立区」からスタートし、通巻100号、発行累計100万部を超えた超ロングランシリーズの地域批評シリーズに「東京都八王子市」も参戦中!
このシリーズは、各地域のイメージとして貼られたレッテルを、統計データや現地取材など、さまざまなアプローチを用いて検証し、地域の真実の姿や本当の魅力を明らかにする地域分析本です。
今回、この人気シリーズの中からズバリ!「これでいいのか東京都八王子市」を見てみました。
帯には「まだまだ立川に負けない!多摩の巨人八王子の逆襲」とあります。
さらに、「土着民、ニュータウン族、学生の相容れない関係」との一文も。
「驚くべき市内格差の実態とは」、「高尾山観光をうまく利用できてない現状」、「大学を産業の発展に利用する八王子の思惑」などと、市民にとっては聞き捨てならない刺激的な記述もあります。

マイクロマガジン社 「これでいいのか八王子市」より
「土着民対新住民の軋轢だけでなく、団結して仲良くやっているところもある」「居酒屋でどこ中出身?なんて話をしているのは、古き良き(?)時代の不良、オッチャンになった元ヤンキーくらいかもしれない」などと、その土地に100年くらい住んでいる人の書いたような箇所ばかりのこの本は、苦笑いしてしまうところもあるけれど、よく調査して書いてあるなぁと、本当に感心してしまいます。
取材力半端ないです!
以下の目次の一部だけでも八王子を愛するものにとっては目が釘付けになってしまいます。
【多摩地域の盟主の座は八王子のものなのか?】
・ビミョーなバランスの上に成り立っている三多摩地域
・新興勢力・立川との勝負付けはまだ済んでいない!
・足並みが揃わない南多摩の八王子・多摩・町田
・意外と連携している八王子と相模原
・多摩地域の中でも災害に強いといわれる八王子
・徐々に侮れなくなってきた八王子っ子の学力レベル
・医療過疎の多摩地域なのに病院に恵まれている八王子
【八王子が再び多摩の覇権を握るために】
・全体構想はいいのにやり方が残念な八王子の再開発
・横ばいで踏ん張る八王子の人口 増加に転じる日はやってくるの?
・好き嫌いが分かれる八王子ライフ
・多摩での優位性を取り戻したい八王子が実現させた中核市移行
・「多摩の巨人」の復活は小さなことからコッコッと
以上目次引用は「これでいいのか東京都八王子市」より
八王子を愛するみなさん、八王子に嫌気がさしているみなさん、どうぞこの本を手に取って楽しんだり悲しんだり怒ったりしてください。
おすすめの本ですよ!
マイクロマガジン社 「これでいいのか東京都八王子市」 (920円+税) ISBN9784896376586
地域批評シリーズの書籍は全国の書店や通販サイトなどで発売中!
マイクロマガジン社のオンラインストアでも手に入れられます。