【八王子市】これぞ一級品!経木に包まれた地釜作りの納豆を食べたことがありますか?
八王子の中心地、天神町の住宅街で昔から変わらぬ納豆だけを作り続けている小堀栄養納豆店。小さなお店にはひっきりなしに馴染み客が来ています。
「ここの納豆食べたら、スーパーでは買えなくなっちゃったのよ」
「小堀さんとこの納豆食べてれば健康になれるんじゃないかな?なんたって看板に栄養納豆って書いてあるんだから」
小堀栄養納豆の作る昔ながらの製法による地釜を使って蒸す製法は、都内で唯一と言われています。
地釜で蒸すと1粒1粒の豆が均等に柔らかくなり、煮汁が全ての粒にまわるため、豆の甘みと納豆菌がよく合い、えも言われぬ風味を醸し出します。
納豆を包むのにも、昔ながらの松の木を薄く削った経木を使い、豆が息を出来るようにしているそうです。
原材料の大豆も全て遺伝子組み換えのものは使っていない自然栄養食品です。
このお釜は何十年も手入れや修理をしたりして、大切に扱われてきた、小堀栄養納豆店の心臓部。
下から強力なバーナーで熱せられ、大豆を芯から柔らかくします。
お釜の中は圧力をかけて豆を蒸すために、特製のザルを使います。この蒸し具合の工夫で姿が美しく、しかも芯まで柔らかい豆に仕上げるのです。
蒸し上がった豆は納豆菌をつけた後、この室(むろ)で醗酵させます。
季節や天候、気温、湿度及び大豆の状態などによって時間などを調整することが重要です。
納豆について、長年研究し経験を重ねてきたご主人が生み出す納豆は、ふっくらとした大豆の旨味が感じられる一級品。毎日食べても飽きない美味しさです。
経木に包まれていた納豆は特に風味が良いように感じます。ご飯にかけて食べると「納豆ご飯ってこんなに美味しかったっけ?」と何杯もおかわりしてしまいます。
納豆だけを作り続けている納豆専門店の美味しさをぜひお試しください。
納豆は毎日のように食べて欲しいから、安全が確立された輸入大豆を使い値段を抑えているそうです。それにしても一から手作りの納豆がこの量でこの値段とは驚きです。
ちなみに小堀栄養納豆の奥様は、毎日キムチと小女子を納豆に混ぜて食べるのが最近のルーティン。肌がつやつやでピンと背筋が伸びて美しいのは納豆のおかげかもしれませんね。
日本が誇る発酵食品の代表である納豆。朝も早くて大変なご苦労と思いますが、ずっと作り続けて欲しいですね。
小堀栄養納豆店はここ↓