【八王子市】八王子が舞台のこの酸っぱくも甘い高校生活を読んだら、あなたの青春は再び舞い戻るかも
「これでいいのか東京都八王子市」で八王子市民には有名なマイクロマガジン社は、丸井とまとさんが書いた、ことのは文庫『赤でもなく青でもなく 夕焼け檸檬の文化祭』を2021年9月18日に発売しました。
文化祭伝統の「富士宮やきそば屋」を通してクラスがひとつに結ばれていく過程を描いた、青春ストーリー小説ですが、舞台は八王子!
もしかしたら、ちょっと背伸びして制服着て歩いたあの場所が出てくるかも!
【あらすじ】
「これから半年以内に、貴方の運命を変える出来事が起こるわ」
高校一年生の遠藤彩(えんどう・あや)が、不思議な占い師にそう言われてから数日後。
確かに運命は変わりはじめた。
周りから浮かないように振る舞う彩と石垣渉(いしがき・わたる)は、
クラス内でも目立つ存在だが、お互いに対して苦手意識を持っていた。
ある日、彩は渉が同性の恋人に振られたことを知る。
「……気持ち悪いって思うだろ」
「思わないよ。誰に恋しようと、そんなの自由じゃん」
秘密を知られて動揺する渉にそう告げた彩にも、実はある秘密があった。
そんな二人が、高校生活初の文化祭で、クラス担任からいきなり指名され、
「文化祭名物《伝説の富士宮やきそば屋》」のリーダーを任されることに。
「どうしてリーダーに選んだんですか]
「選ばない理由がなかったからだよ」
人を食ったような発言をした担任の高井戸先生は、どうやら何かを企んでいるようで――。
ことのは文庫は、マイクロマガジン社より発行しているオトナ女子向け文芸レーベルです。
2019年6月に創刊後、中島愛さんナレーションのテレビCMが話題の『わが家は幽世の貸本屋さん』シリーズや、料理コラムニスト山本ゆりさん絶賛の『極彩色の食卓』など魅力的で様々な作品が登場しています。
秘密を抱えた二人が文化祭 伝説の「富士宮やきそば屋」成功を目指し成長していく、八王子が舞台の青春小説。青春時代を八王子で過ごした方には共感できる部分が多い小説かも。
元若者にも現若者にも読みやすい1冊です。
【八王子市】市民必読の書「これでいいのか八王子市」は核心を突く痛おもしろ本