【八王子市】初詣はやっぱり高尾山。高尾山薬王院では、初詣・新春特別開帳大護摩供が催されます。
2022年の初詣はどこにお参りしますか?
小学校の遠足で何度も登った、八王子市民の大切な心の山高尾山に行かれる方も多いと思います。
高尾山薬王院の大本堂では元旦の午前零時から数度にわたり、新春を寿ぎ、特別開帳大護摩供がおこなわれます。新年初の御護摩修行は除夜の鐘とともに、大導師のもと大本堂の護摩壇で読経のなか、一年の無病息災・家内安全を祈願して厳修されます。
写真は大本山高尾山薬王院の最高位「貫首(かんす)」に2020年12月に就任した佐藤秀仁(しゅうじん)僧正。
御護摩とは真言密教における秘法で、人々をより高い精神的境地へみちびき、即身成仏にいたる修行法です。
高尾山の御護摩修行は、御本尊飯縄大権現の「身・言葉・心」の神秘的な働き(三密)を、われわれの「身・言葉・心」と一致させ、人間の煩悩を表わす薪に大導師が点火して、そこに生ずる智慧の浄火で、あらゆる煩悩を焼き清めるためにおこなわれるそうです。
炎で、あらゆる煩悩を清める護摩修行は、初めての人でも下の手順に従えばできます。
1. 御護摩受付所にて「申込伝票」に記入して下さい。
2. 御護摩料(3000円から。お札の大きさにより変わります)を納めて下さい。お札の引き換え券とお供物をいただけます
3. 御護摩厳修時間の15分位前に大本堂の中へ入って下さい。
4. 山内僧侶職衆と共にお護摩を厳修します。大本堂の中で引き換え券を渡してください。
5. 御札を受け取り大切に持ち帰って下さい。
※修行時間は予定ですので、変更することがあります。
前厄 | 本厄 | 後厄 | |
---|---|---|---|
男性 | 昭和57年 | 昭和56年(42歳) | 昭和55年 |
平成11年 | 平成10年(25歳) | 平成9年 | |
女性 |
平成3年 | 平成2年(33歳) | 昭和64年 平成元年 |
平成17年 | 平成16年(19歳) | 平成15年 | |
男女 |
昭和38年 | 昭和37年(61歳) | 昭和36年 |
令和2年 | 平成31年(4歳) 令和元年 |
平成30年 |
高尾山薬王院では、新年の特別開帳大護摩供や節分会、春季及び秋季大祭のほか、毎日、御護摩修行をおこなっています。
また、自分のお願いが成就した時に行う杉の苗の奉納(一口3000円より)も受け付けています。1万円以上奉納した方の名前は翌年参道に掲示されます。
新しい年の初めに高尾山にお参りして、1年を健やかに過ごしたいですね。
なお、令和3年12月31日(金)17時00分から令和4年1月1日(土)7時00分まで明治の森高尾国定公園 高尾山大見晴園地(山頂域・自然研究路5号路より上部)には立ち入ることができませんが、薬王院には入れます。
高尾山薬王院はここ↓