【八王子市】冬こそ行きたい。雪景色の建物と庭が素敵すぎな「うかい竹亭」は八王子の誇る名料亭
八王子市内でも端っこの、相模湖に近い場所にある「うかい竹亭」
街中とは違う空気が流れ、気温もぐんと低い奥高尾にありますが、うかい通の方から人気があるのはこの冬の季節。
東京の天気が雨の時も、ここでは雪が降ることもある場所ですが、国道20号線(甲州街道)を入ってすぐの所にあり、また高尾山口駅からは送迎バスも出ているので、アクセスしやすく、雪の日でも安全に行くことができます。
うかい鳥山やここ、うかい竹亭は広大な手入れの行き届いた庭に目を奪われますが、ゆっくり見る価値のある歴史的建物も素晴らしいです。入り口を入ると、福井県のお寺のように俗世間の喧騒から切り離された世界へ連れて行かれます。
雪の日も庭には行灯が灯され、見るだけで遠くへ旅行に行った時のような気持ちにさせてくれました。
うかい竹亭は食事をする個室が離れているので、人の声も聞こえず、まるでうかい竹亭を貸切にしてしまったような静寂の中食事が始まります。
お料理はかなりの頻度で内容が変わります。季節や行事を大切にするうかい竹亭らしさです。
苦手な食材やアレルギーがある場合は、予約時に快く相談にのってくれます。
こちらは竹亭らしい名物の竹酒。切り出したばかりの青竹の香りが鼻に抜けるおすすめのお酒です。
やまめはじっくり揚げてあり、骨まで美味しく食べられます。
思わず写真に収めたくなるような可愛らしい食器も、季節に合わせてその都度変わります。お料理も食器も一期一会の出会い。
白だしで食べるお蕎麦は、西洋料理の途中で出てくるシャーベットのような役割なのか、お口と気分をリセットしてくれるアクセントです。
うかいの昔からの名物料理の朴葉焼き。今回は柔らかなイベリコ豚が出てきました。
うかい竹亭では、永きにわたるお得意さんが多いことからか、硬くて食べられないなんていうものは出てきません。
今回は人数が多かったので、銅の羽釜でご飯を炊いてくれました。人数か少ない場合は土鍋で炊いたご飯が出ることもあります。一粒一粒に表情がある、炊き立てのご飯はそれだけでご馳走です。
デザートは西洋のお皿でサーブされました。お釜にご飯が少し余ったのですが、中居さんが「握ってきますね」と言ってお土産に持たせてくれました。
何気ない心の行き届いたサービスも、うかい竹亭の良さです。
静かな景色を見ながら落ち着いて会食したい方。たまには贅沢して家族で素晴らしい思い出を作りたい。そんな時に最適なお店です。
うかい竹亭、雪景色に出会えたらラッキーです。今週は雪の予報も出るようなので是非予約してみてください。この季節道路も凍結していますので、自家用車でお出かけの際はチェーンや雪タイヤの装着準備があると安心です。
うかい竹亭はここ↓