【八王子市】アゴ出汁豚骨の長崎らーめん西海製麺所。京王線沿線民に長年愛されているあのカレーも、G系ラーメンも食べられるって
炭火焼きアゴ出汁が美味しい、多摩地域中心に10店舗も展開している 『長崎らーめん西海製麺所』の高尾店に行ってきました。
高尾店はもう何十年もここにあり、住民にも登山客にも人気のラーメン屋さんです。
(なんと、西海製麺所は中国四川省成都市にも進出して人気店になっているんだそう)
長崎といえばチャンポンが思い浮かびますが、長崎の人に聞いたところ「博多の豚骨ラーメンより洗練された、後味の良いスープとストレート麺が長崎ラーメンで、ちゃんぽんより人気かも」とのこと。
メニューはかなり豊富で、月に何度か来ても飽きません。
期間限定ですが、山と盛られたもやしと背脂・ニンニクが特徴のG系らーめんや、京王線沿線民にはお馴染みのC&Cのカレーライスなど、思いもしないようなメニューがあるのも楽しいです。
長崎の地サイダー「バンザイサイダー」もあります。
西海製麺所は自社で製麺しているだけではなく、チャーシューをはじめ餃子の皮や高菜・メンマなどほとんどの食材を手作りしています。
コンセプトは安全美味。日清製粉研究所の指導のもと、麺用粉のプレミアムブレンドに長崎五島産の椿油を贅沢に使用して、「熟成麺」「赤麺」等を保存剤など使わず毎日製麺しているそうです。
西海製麺所はトビウオをらーめんの出汁として首都圏で最初に使用したお店です。
西海製麺所がアゴ出汁を使いだしてから、長崎の漁連の方から「トビウオ=アゴ」の首都圏への出荷が増えたと言われたそうです。
西海製麺所で無料サービスされるお茶は「びわ茶」
長崎はびわの産地で、びわの葉を煎じたびわ茶を健康茶として飲む習慣があるそうです。
びわ茶は薬として飲まれた歴史もあるほどで、琵琶の木は「大薬王樹」と記します。
美味しくラーメンを食べてびわ茶を飲めば、健康にも良さそうですね。
こちらはアゴ出汁らーめん 640円。(麺は赤麺をチョイスしました)
具材はチャーシュー、ねぎ、あおさ、大きめに薄切りした紅ショウガなど。豚骨とアゴ出汁のいいとこ取りのスープは、飲み干したらいけないなと思いながらも、気付けばどんぶりが空っぽになっていた魅惑のスープでした。赤麺は唐辛子が練り込んである麺とのことですが、ほぼ辛くはなく美味しい麺です。
こちらはドカーンと豚肉のかたまりが乗った角煮らーめん 1020円。
一人前づつ大きく切り分けたお肉を、鉄板で焼き目を付けてから、低温でじっくり煮込んであるそうで、箸でも切れる柔らかさ。歯がない人でも食べられそうです。一杯で満足度がとっても高いらーめんです。
こちらはチャーシュー丼 ラーメンとセットだと300円。 単品注文の場合は390円です。
髪の長いお客さんにはヘアーをまとめるためのセットをそっと置いてくれます。
髪がスープに入らないように、片手で押さえながら食べたのでは美味しさも半減。心配りが嬉しいですね。
カウンター席とお座敷席があるので、一人で来てもグループで来てもOKです。
車で来店の際は、京王コインパークに停めれば駐車サービス券がもらえます。
優しいアゴ出汁のスープは、身も心も温まりたいこれからの季節にちょうど良く通う回数が増えちゃいそうです。
長崎らーめん西海製麺所高尾店はここ↓