【八王子市】今年2023年は八王子市内のソメイヨシノも、急激に満開近くになっています。しだれ桜で有名な高尾大光寺の花を観てきました。
JRと京王線が通る、高尾駅南口から徒歩3分ほどのところにある「大光寺」は、この地域で一番早く咲くという「しだれ桜」が有名な真言宗のお寺です。
2023年3月16日、市役所前のソメイヨシノが咲き始め、八王子にも桜の開花宣言が出ました。
それから四日後の3月20日(月)に、大光寺の桜の様子を見に行ってきました。
こちら↑の桜が、大光寺の樹齢400年以上と言われているしだれ桜です。
こちら↑は「江戸彼岸」。私たちがよく目にするソメイヨシノと似ていますが、実は江戸彼岸は、ソメイヨシノの産みの親でもあるのです。ソメイヨシノは父を日本固有種のオオシマザクラ、母を江戸彼岸に持った樹木です。
大光寺は正名山地蔵院大光寺といい、400年以上の桜とかえるのお寺だそうで、境内にはいろいろな愛くるしいかえるの置き物が置いてあります。
大光寺の垣根に植えられている花々たちも今が盛り。
数えきれないくらいの種類の椿が満開になっています。
バラやボタンを思い起こさせるような花もありました。一本ごとに種類が違うようで、植えてある花の姿は興味を惹くものがあります。
主に道路沿いの垣根として植えられているので、興味がある方は何種類あるか数えてみてください。
3月17日ごろから、夜間の樹木のライトアップも始まり、昼の可憐な姿とは違う妖艶な美しさを見せてくれています。
光が当たると、木の姿がより大きく見えますね。
こちらは↑しだれ桜のアップです。可愛らしい小さめの花が、びっしりと枝に付いています。
春分の日の21日、その後の週末くらいは一番の見頃と思えますが、3月23日(木)からは長期にわたり雨予報が出ているので、お花見予定の方は早めにいらしてみてください。
門の近くには若い桜の木が植えられていますが、これから何百年もお寺を見守っていくのですね。
大光寺御霊木枝垂れ桜 (樹齢四百年)
ライトアップにおきましては、3月17日から開始されています。期間は開始から十日過ぎ以降の桜の状況次第で終了の予定です。