【八王子市】市内で火災が増えています。世界一大きな消防署「八王子消防署」が春の火災予防運動を実施中
東京消防庁八王子消防署では、2024年3月1日(金)から3月7日(木)までの一週間、春の火災予防運動を実施しています。
この運動は、都民及び八王子市民に防火防災意識や防災行動力を高めてもらうことにより、 火災の発生を防ぎ、万が一発生した場合にも被害を最小限にとどめ、火災から尊い命と貴重な財産を守ることを目的としています。
八王子市内ではイーアス高尾で楽しく学べるイベントが行われます。
消防体験フェスタ㏌イーアス高尾
東京消防庁のマスコットキャラクターキュータくんも登場します!
【日時】3月2日(土)10:00から13:00まで
【場所】イーアス高尾1階駐車場【八王子市東浅川町550-1】
【内容】初期消火体験・ミニ防火衣着装体験・煙体験・消防車両展示・はしご車搭乗体験(消火器・煙体験を実施した方が抽選会に参加できます)
※荒天等によりイベントを中止する場合には、公式アプリイベント情報、八王子消防署ホームページにてお知らせします。
【八王子市内では今年に入り火災が増えています】
年明けから八王子市内で火災が多く発生しています。1月末時点で24件発生しており、昨年同時期と比べて10件以上増加しています。この時期は空気が乾燥することで火災が発生しやすくなりますので、火の取扱いには十分注意しましょう。
火災の主な原因ごとに、火災予防に向けて今すぐ身のまわりの確認をしましょう。
≪まずは行動!今すぐチェック!≫
■たばこ
寝たばこはしていませんか?吸い殻の火は消えていますか?灰皿に吸い殻がたまっていませんか?
■ストーブ
ストーブの周りに燃えやすい物を置いていませんか?寝る前や外出前に消したことを確認していますか?給油するときは消してから行っていますか?
■こんろ
調理中に火をつけたまま離れていませんか?こんろの周りに燃えやすい物を置いていませんか?火が鍋底からはみ出さないように調節していますか?
■電気コード
プラグやコンセントにほこりはたまっていませんか?コードが家具等の下敷きや折れ曲がったりしていませんか?容量を超えた使い方はしていませんか?
目で確認するだけではなく、声に出して確認し、「つい、うっかり」ということがないように火の用心を習慣づけましょう。
【八王子消防署は世界一大きな消防署】
八王子消防署は、世界でいちばん規模の大きい消防組織である東京消防庁の中でも、担当する地域の面積も、消防士の数も一番多い消防署です。つまり・・・“世界一大きな消防署”なのです。

画像提供:東京消防庁
【「カセットボンベ」「スプレー缶」からの火災発生防止】
ごみ収集車から出火した火災が発生しています。
これは中身の可燃性ガスが残ったまま、ごみとして廃棄されたカセットボンベやライターが原因とみられます。
スプレー缶に穴を開けたところ、噴出したガスに引火。
スプレー缶を廃棄するため、ガスボンベ用の穴あけ器を使用して穴を開けたところ、近くにあった石油ストーブに引火し火災が発生しました。
スプレー缶の中には、LPGガスなど可燃性ガスが圧縮されています。
常に生活の中にあり、便利なスプレー缶ですが、安全に使用・廃棄するにはどのようにしたらよいのでしょうか。 廃棄のため、穴を開けたところ噴出したガスに引火することもあります。
「カセットボンベ」「スプレー缶(エアゾール缶)」による火災や事故を防ぐために
●エアゾール缶には、LPGなどの可燃性ガスが噴射剤として使われている製品が多いので、使用前に必ず製品に記載されている注意書きを確認する。(本来の用途以外に使用しない)
●八王子市でエアゾール缶等を廃棄する場合は、必ず使い切って、穴を開けずに「有害ごみ」と
して透明・半透明の袋に入れてお出しください。
中身の入ったスプレー缶類の処理にお困りの場合は、ごみ総合相談センターまたは
担当の清掃事業所までご相談ください。
●エアゾール缶等は、厨房器具や暖房器具などの高温となる場所や、直射日光と湿気を避けて
保管し、厨房器具や暖房器具等の付近では使用しない。
●カセットボンベは、カセットこんろ本体に正しく装着されていることを確認してから使用する。
●カセットこんろを複数並べて鉄板をのせたり、カセットボンベカバーを覆うような大きな鍋等の使用や、練炭等の炭おこしは、絶対に行わない。(燃料ボンベが過熱され、破裂する危険があります)
●電磁調理器上での使用、保管はしない。(電源が間違って入ってしまった場合、カセットボンベ等が過熱し、破裂する危険があります)
まだまだ寒い日が続き、ストーブや温かい鍋を作るのにカセットボンベを使う日が多いと思いますが、使用時や廃棄時にも火災の心配がないか十分気をつけたいですね。
イーアス高尾はここ↓