【八王子市】ドン・キホーテ八王子駅前店、長崎屋時代から働きずくめのエスカレーターが一部休止中です
八王子駅北口のドン・キホーテ八王子駅前店の2階から3階に上がるエスカレーターが、故障中で使えなくなっています。
他の階のエスカレーターは通常通り動いています。
階段を使いづらい方は、店舗の奥にあるエレベーターを使ってくださいね。
ドン・キホーテ八王子駅前店の前身は、スーパーとデパートの中間のような存在の長崎屋。
大きなガラス張りのフロントデザインが特徴なビルは、都内でも光る存在でした。
1960年(昭和35年)に開店した市内初の百貨店のまるき百貨店や、その後開店した伊勢丹・西武百貨店・八王子大丸などのビルは全て解体されてしまいましたが、長崎屋のビルは現役です。
長崎屋八王子店は八王子市内で引越しを何度かしています。
最初は当時一番の繁華街だった八王子市八幡町に1957年(昭和32年)の11月に開店しました。次は1969年(昭和44年)八王子市中町の旧・梅原呉服店跡地に移転開店しました。
それから2年後。
現在ドン・キホーテ八王子店のある八王子市中町で1971年(昭和46年)3月に長崎屋はガラス張りのおしゃれなビルで3回目の市内開業を成し遂げました。
ちなみに長崎屋のこの土地は、国鉄脇に移転した多摩相互病院があった場所です。
そんな歴史あるビルのエスカレーター、長崎屋時代は夜になると休憩できましたが、ドン・キホーテになってからは24時間営業。
エレベーターとは違いお客さんがいなくても1分も休みなく働き続けているわけですから過労死寸前なのかもしれません。
人間で言うとまだ定年前の働き盛りの54歳です。(人間は概ね20歳前後で就職しますが、エスカレーターは生まれてすぐに働きだしました)
お店の方に尋ねたところ、2階から3階に行くエスカレーターは当分直りそうにないそう。
この縦の側面がツルツルのエスカレーターは現在では珍しい貴重なもので、ドン・キホーテ八王子店では2階から上で使われています。
八王子の買い物を楽しむ人たちを今までに何人乗せたのでしょうか?
早く元気になってほしいですね。
ドン・キホーテ八王子店はここ↓